約 5,243,520 件
https://w.atwiki.jp/blue0death/
とりあえず、テキトーにwiki作ってみました うん、穴だらけなのはしょうがない ・キャラクター紹介 ・異世界について ・用語解説 ・キャラクターたちの技能 ・本編 ・短編 ・番外編 ・ネタバレ ・ツイッターの方々の設定やお話はこちらにあります。 極秘wiki TW版
https://w.atwiki.jp/hiruko/pages/13.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/523.html
ユグルイ その6 20KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※某マンガのパクリ ※基本的には、長編になりそうなので、 数回に分けて、UPします。 ※人間が出ます ※人間がゆっくりに仕えています ※人間が非常に強すぎます 基本的には、原作無視です ※段々、シ○グイと離れてきた ※作者は低学歴なので、日本語がおかしいです ゆとり乙と罵ってください ※出張が長くて、続編書けませんでした。 ※このくそどれい!!!はやくあまあまさんをもってこい!!!! それでもいい人は読んでください。 ユグルイ その6 ゆっくり道は死狂ひなり。一匹の殺害を数十人して仕かぬるもの。 (ゆっくり道は死に狂いである。一匹を殺すのに数十人がかりでかなわないこともある。) ある夜。 「そろーりそろーり」 「そろーりそろーり」 れいむとまりさが、部屋を出ていき、人影がない場所へ二匹で向かった。 丁度、庭にある木の下に着いたれいむとまりさ。 「ゆっくりついたね!!!まりさ」 「ゆっくりついたんだぜ!!!れいむ」 二人は見つめ合い、微笑む。 「ゆぅ・・・。おちびちゃんたち・・・。 しんじゃったよ・・・。 れいむのかわいいおちびちゃんたち・・・。」 どうやら、連日の過酷な稽古で自分たちの子供を失ったようだ。 「しかたがないんだぜ・・・。 でも!!!またおちびちゃんはつくればいいんだぜ!!!」 と、楽観的なまりさ。 「そんなことできるわけないでしょ!!! こんなところでおちびちゃんをつくっちゃったら・・・ またおちびちゃんたちがころされちゃうでしょ!!! どうしてそんなことがわからないの!!! ばかなの!!!!しぬの!!!」 と、意外にゆっくりにしては客観的なれいむ。 「そんなことしらないのぜ!!! まりさはれいむとすっきりしたのぜ!!! おちびちゃんをつくらないようにすっきりすればいいのぜ!!!」 実は、ただ単にすっきりしたかっただけのまりさ。 「ゆぅ・・・。じゃあおくちでしてあげるよ・・・。 それなら、あかちゃんもできないよね・・・。」 色目を使い、まりさを妖しく見つめるれいむ。 「ちゅ~ぱちゅ~ぱ、ちゅ~ぱちゅ~ぱ」 れいむはまりさのぺにぺにを、音を立てながら舐めた。 「ぬふぅ~」 れいむの口淫に気持ちよさを感じ、顔を赤らめながら、 思わず声が漏れるまりさ。 ゆっくり道を学ぶゆっくりたちが時折、 このような逢引にふけるのを、見て見ぬふりをする情けがゆっくり道の高弟たちにも存在した・・・。 と、思われたが、もちろんそんなことはなかった。 何者かがれいむの背後に忍び寄る。 れいむのあにゃるに後ろから何を入れられ・・・。 「ちゅ~ぱちゅ~ぱ、ぢゅっばっ!?」 次の瞬間。 バァアアンン!!! れいむの体はあたり一面に四散した。 惚悦の彼方にいたまりさは、れいむの体が爆発した瞬間、 ありすらしきゆっくりの影を見た。 そこから何か液体のようなモノが向かってきて・・・。 まりさの見た最期の光景だった。 顔面が破裂しているまりさの頭上から、 茎が生え、赤まりさが3匹なっていた。 スヤスヤと眠る赤まりさたちを、高弟のありすは見つめた後、 無表情で舌で刈り取り、満月に向かって・・・。 ブゥゥウゥウ!!! 黒い霧を発射した。 このありすから逃れる術など一切あるはずもなかった・・・・。 次の日・・・。 飾りのないれいむは疲れていた。 ここにいるゆっくり全員が疲れていた。 過酷な修行? ここ数週間は彼らは肉体的には過酷な修行を一切受けてはいない。 ツチモグラを始めてから。 いや、正確には、ツチモグラを受けていないまだゆっくりたちは、疲れ切っていた・・・。 「・・・ゆぅ・・・。」 誰かがため息をついた。 ゆっくり出来ないその状況に耐え切れなくなったのだろうか。 「どぼぢで・・・こんな・・・めに・・・」 いつもなら、ゆっくり視点で物事を見れば、考えられない事態に対して、 「どぼぢで」と濁音混じりで醜い声で絶叫するゆっくりたち。 過酷な修行のせいか、肉体的にも精神的にも擦り減り、叫ぶ体力や気力が完全に削がれているのである。 『さぁ~て、今日もツチモグラ、始めるぞ。』 師範代と言われる人間が、そう言いながら部屋に入ってきた。 いつものことである。 「「「「!?」」」」 あるゆっくりは、体を小刻みに震わせて発情するが、その表情には恐怖の色が見え隠れする。 あるゆっくりは、目尻のしわが幾千にも重なるほど瞼を力の限り閉じる。 あるゆっくりは、ガクガクと歯軋りを繰り返し、歯が擦り減り、ヒビが入る。 あるゆっくりは、力みすぎて、しーしーとうんうんを漏らす。 みな多様な反応だが、心の中ではみな同じことを考えている。 自分以外の誰でもいい。 早く人間は自分以外の誰かを連れて行ってほしい。 そして、人間は早くこの部屋から出て行ってほしい。 おかしな話である。 ゆっくりと言えば・・・。 「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!ゆっくりできないにんげんさんはでていってね!」 とか、心に思っていることを何も考えず、空気を読まず、その後に起きるだろう虐待を予期せずに、 感情のままにしゃべる生物(なまもの)である。 そんなゆっくりの本能を明らかに凌駕するモノ。 ツチモグラの存在。 ツチモグラとは何か・・・。 実はここにいるゆっくりたちは何も知らないのである。 何も知らないのだが、絶対にゆっくり出来るものではない。 それだけは確実に知っている。 否っ!!! 知らされているのだ。 『じゃあ、今日はまりさだ。』 と、まりさを両手に抱えた師範代。 選ばれたまりさは無言だった。 いつもなら・・・。 「ゆんやぁぁっぁあああ!!!!ばでぃざじにだぐないぃいい!!! おべばいじばずぅうう!!!!ばでぃざをだずげでぐだざいぃいい!!!」 と無様に涙、涎、汗、しーしーを撒き散らし、 ケツをブリンブリンと震わせて、見栄もプライドも捨てて、 無様に命乞いをするゆっくり。 しかし、このまりさはそれをしなかった。 ただ静かに目を閉じて、一滴の涙が床に落ちた。 「もっと・・・ゆっくり・・・したかった・・・」 師範代とまりさが部屋から出て行った後、 ゆっくりたちは安堵するように思われるだろう。 「ゆっ!きょうはゆっくりできるよ!!!♪ゆゆゆのゆ~」 と、呑気なことをいうゆっくりを想像できるはずだ。 危険は去った。とりあえず、今日はゆっくり出来る。 それがゆっくり特有のポジティブな思考。 だが、ここにいるゆっくりたちは、そんな風には思わない。 むしろ、逆。 明日もゆっくり出来ないこの瞬間が来ることを知っている。 いや・・・。 これからが本当の恐怖。 れいむは、おさげで耳を塞ぐ。 まりさやちぇん、ぱちゅりーは、深々と帽子を被り、耳を隠す。 唯一、ありすは自身で耳を塞げないため、 「ゆぁぁぁぁああ!!!!ゆぁぁぁあ!!!!」 泣き叫び、ケツをプリンプリンと振り続ける。 中には自身のペニペニで右耳、舌で左耳と、両耳を塞ぐ強者のありすもしたが、 その不自然な体勢から、体に無理があったのだろう、 折れ曲がった腹部からカスタードが漏れる者もいた。 しかし、それでもなお、痛みに耐えて、塞ぎ続けようとする。 みなに言えること。 それはみな体が震えている。 自分の意思で体が震えているのではない。 恐怖によって、体が震わされているのだ。 そう・・・。 この声によって・・・。 「ゆディフォアうjckjhんぢhfsんhmsyfんvgmちうsんf!!!!!」 「ゆふいcyにくmんbdvyんcgdhヴぃmfhんmぎvんthmcヴぃふ!!!!!」 「ゆdyるゆいvvbtcsにぃんvcmヴyrんtmvんmtcyんtヴぃmぐc!!!!」 「ゆfyrついおんkjふぇんりrちぃこふぇcvmjふぉちぇcmtymvんt!!!!」 「ゆおい風呂言うvにゅもん7bm9v879んfc78w3pmf89vmtgvjt!!!」 さきほどのまりさが発している声である。 この声から察するに・・・。 相当の痛みを感じているようである。 一体、何を受けたらこんな声が出るのであろう。 この声を聞く度に、ここにいるゆっくりたちは、 餡子に刻みつくのである。 明日、選ばれてしまったら・・・。 この声を発するのは自分・・・。 その恐怖が、ゆっくりの明日のゆっくりより、今日ゆっくりするという本能を凌駕したのである。 その声が聞こえなくなった時・・・。 部屋中にいるゆっくりというゆっくりが、みな一様にして、 うんうんとしーしーを大量に漏らしているのである。 その量は日に日に増して増えるばかり。 そのため、ここにいるゆっくりたちのほとんどが、 痩せこけているのである。 この後、1日1回のゆっくりフーズが部屋にばらまられるが、 手をつけられるゆっくりは数えるくらいしかいなかった。 ほとんどのゆっくりが精神的ショックのあまり、 喉に何も通らないのである。 ゆっくりにあるまじき行為。 浅ましく食を求めるのがゆっくり。 どんな時でもどんな場所でもどんな状態でも食を求める。 その本能というか餡子に染み付いた性質をも超えるストレス。 それほど、このツチモグラへの恐怖は絶大なのである。 その後、師範代ではない人間が、部屋に入り、 餓死しているゆっくりや、ツチモグラを受けているゆっくりの叫び声を聞こえないようにと、 無理な体勢で耳を塞いだ結果、傷ついて今にも死にそうなゆっくり、 「ぱぴぷぺぽぽぽおおおおお!!!!」 と、目が虚ろになり、意味の分からない言葉を発している精神が壊れたゆっくりを、 次々に回収していく。 普段なら、 「くそどれい!!!こんなゆっくりできないところからまりさをだすんだぜ!!!」 「はやくあまあまさんをもってこい!!!」 「このいなかもの!!!とはいはなありすをおうちにかえしなさい!!」 などと言ってくるであろうが、それも言わない。 ただただ、この人間と目が合わないようにするのである。 目が合えば・・・。 もしかしたら、連れられるかもしれない・・・。 連れられる先は・・・。恐らく・・・。 この人間は、 手当てとかしてくれるんだろう。 こんなゆっくり出来ないところから逃がしてくれるんだろう。 そんな風に思うことすら・・・。 ここにいるゆっくりたちは・・・。 バカらしいと思い出したのである。 ここに来て・・・。やっと、というところかもしれないが・・・。 それほどまでに、限界に追い詰められているのである。 飾りのないれいむは・・・。 すでに限界を超えていた。 もう・・・。だめだ・・・。 これならば・・・。いっそのこと・・・。 死んだ方がマシだ・・・。 じゃあ・・・。 そんな悲壮感漂うことを考えるようになってきた。 れいむはつい口ずさむ・・・。 「もう・・・ゆっくり・・・したい・・・ずっと・・・」 その夜。 れいむは部屋を抜け出した。 逃げるために・・・。 はっきり言って、逃げられるなんて考えていなかった。 むしろその逆。 逃げ出して、殺されたかった。 待っていたら確実に来る死。 しかし、それがいつ来るか分からない。 その恐怖に怯えるくらいなら、自分で死ぬ時を選ぶ。 そう思ったのであろう・・・。 逃げ出したゆっくりの末路を知らないわけではない。 「こんなゆっくりできないばしょからにげるよ!!!おちびちゃんたちぃ!!」 「ゆっくちちないではやきゅかえりゅよぉ!!!」 「れいみゅはおうちにかえりゅよぉおお!!!」 そんなことを言っていたれいむ親子が、 逃げ出した次の日、見るも無惨な姿になって帰ってきた。 ゆっくりとはかけ離れた容姿。 恐らく痛いだろう。苦しいだろう。 だけど、少なくても今の状態より確実に死に近づく。 ここにいれば、自身の体が弱るのを待つしかない。 そんなにゆっくりは待てない。 れいむは今すぐに死にたい。 死んでゆっくりしたい。 ゆっくりするんじゃなくて、早く死にたい。 本来、ゆっくりに自殺という概念はない。 明日のゆっくりより、今日のゆっくりというその性質上、 今の苦しいことから逃げるため、自ら死を選ぶなんていうことはまずないのだ。 よく見る光景だが、 何らかの虐待に遭い、苦しさのあまり、ゆっくりは・・・ 「もうやだぁぁぁぁああ!!!おうちかえるぅうぅう!!!」 という言葉を発するだろう。 ゆっくりにとって、安心できる場所。 それは自身の巣なのである。 どんなひどい目にあっても、巣に帰ればゆっくり出来る。 そういう前向きな考えというか、現実逃避というか・・・。 とにかく、ゆっくりにとって、苦しいから自殺という発想はない。 生きようとする。この場を逃げてでも生きようとする。 明日のゆっくりより、今日のゆっくり。 だけど、今日ゆっくりできないのなら、ゆっくり出来る明日を探す。 例え、どんな手段を使ってでも・・・。 親を売る、子を売る、仲間を売る・・・。 最悪、自分の体の一部を失ってでも・・・。 生き残ってみせる・・・。 貞操なき信念、矛盾だらけの本能。 しかし、それがゆっくりなのである。 ゆっくりにとって、最優先することは、信念でも本能でもない。 ゆっくりなのである。 中には、苛烈な虐待の末、 「もうころして」 という自らの命を断ってほしいと懇願してくるゆっくりもいる。 それは自殺ではないのか?と思うが、そうではない。 自ら死ぬ方法を知らないから、相手に自身の殺害を頼んでいるのだ。 死にたい気持ちでも死ぬ方法が分からないのである。 実は・・・。 一部の博識なゆっくりを除いて、ほとんどのゆっくりは、知らないのである。 どうすれば、ゆっくりは死ぬのかと言うことを。 ゆっくりが死ぬためには・・・ 中枢餡の破壊、もしくは、致死量の中身の流失。 飢え過ぎた場合、 栄養不足になった中枢餡は水気がなくなり、 ひびが入り、その結果、死に至る。 精神にストレスを感じた場合もそうである。 カビが生えた場合も、中枢餡がカビに侵食されて、 中枢餡の成分が餡からカビに変わるからである。 暑さや寒さで死ぬゆっくりのほとんどは、 みな中枢餡にストレスを感じての死なのである。 大変非常に極々稀に寿命を迎える奇蹟と言える国宝級のゆっくりは、 中枢餡が古くなりすぎた結果、固くなり、ヒビが入ると言ったところだ。 ゆっくり同士の殺し合いの場合、 なんとなく体当たりで、押しつぶしたり、 なんとなく武器で体を傷つけたりして、 上記の二つの条件のいずれかを満たして、 なんとなく、結果的に殺してしまっているのである。 気が短く、敵対する相手に簡単に死ねという割には、 ゆっくりは知らないのである。ゆっくりが死ぬ方法を。 話がそれるが、 ゆっくりが死ぬ方法を知っているゆっくりは水浴びをする。 ゆっくりにとって、水浴びとは死に直結している。 水浴びをしすぎた結果、皮がふやけて、中身が漏れて死ぬからである。 そのメカニズムを理解していないゆっくりは、 水を浴びる=ゆっくりできないとだけしか認識していないのだ。 一見、脆く見えるゆっくりだが、 すべて、中枢餡と中身の流失というそのルールのみ、死に結びつき、 それ以外は、基本的に死に結びつかないという思ったより、 頑丈なのだ。 ストレスによる中枢餡の破壊は、個人差があるため、 このれいむのように、これだけ過酷な環境にいても、 未だ正常な精神状態であるゆっくりも多数いる。 そのため、自ら死を願うが、死ぬ方法を知らないゆっくりからすれば、 自殺とはどうすればいいのかわからないのである。 その死への最短ルートが、れいむにとって、 脱走ということだったのだ。 池や川があれば、 そこに飛び込み、死ぬことができるかもしれない。 しかし、残念ながら、そんなモノはここにはなかった。 だから、れいむは逃げ出した。 死ぬために・・・。 「ちゅ~ぱちゅ~ぱ」 「ぬふぅ~」 庭の木の下で、昨日とは違うまりさとありすのカップルがいた。 ありすはまりさのぺにぺにを音を立てながら舐めていて、 まりさはまさに達しようとしていた。 「なにをしてるの?」 れいむはそのカップルに問う。 「みればわかるんだぜ!!!すっきりなんだぜ!!!」 「そうよ!!!このいなかもの!!!わたしたちのとはいはなすっきりを しているのよ!!!じゃまをしないでね!!!」 と、怒りながられいむに返すまりさとありす。 「それは・・・すっきりじゃないよ・・・」 少々、呆れながら、れいむも答えた。 「そんなのしってるんだぜ!!!あかちゃんができたらゆっくりできないんだぜ!!! だからあかちゃんができないすっきりをしてるんだぜ!!!」 「おかざりさんのないいなかものはだまっていてね!!!」 と、相変わらず怒っているまりさとありす。 「ちゅ~ぱちゅ~ぱ」 「ぬふぅ~」 れいむを無視して、引き続き、まりさのぺにぺにを舐め続けるありす。 「ゆぅ・・・こんなところですっきりしなくても・・・へやですっきりすればいいじゃない・・・ こんなところでやってたら・・・ころされちゃうよ・・・」 自身は殺されるために、逃げ出したはずなのに、このまりさとありすを心配そうに見つめるれいむ。 「「ゆっ!?」」 その発想はなかったと言わんばかり、目が点になるまりさとありす。 バァアァン!!! 次の瞬間、ありすの足元に黄色い何かが大量に漏れていた。 いや・・・。 よく見ると、それはありすではなかった。 高弟のありすだった。 さきほどまでありすがいた場所に、高弟のありすがいた。 そして、高弟のありすの足元には、恐らく、ありすの中身だろうと思われるカスタードがあった。 「あ・・ああ・・・あでぃ!?」 バァッァン!!! まりさがありすの名前を呼ぼうとした途端、 まりさの体は爆発した。 高弟のありすは、れいむの方へ振り向く。 目にも止まらぬ早業に体を震わすれいむ。 しかし、れいむは目を閉じた。 これでゆっくりできる。 痛い目に遭うかも知れないけど・・・。 これでゆっくりできる。 れいむはそう思った。 「目を開けなさい。」 ありすは静かに言った。 れいむは恐る恐る目を開けた。 そこには無表情のありすがいた。 「楽に死ねると思ってるのかしら?」 「いたいのはいやだよ・・・ でも・・・これでやっと・・・」 れいむは心の底から思っていることを口にした。 「れいむ・・・もうくるしみたくない・・・」 れいむは哀しそうな目でありすの目を見た。 「苦しみたくない・・・か。」 ありすは少し笑った。 「あなた、ここに入る時、死にたくないって言ってたわね・・・。 死にたくないからここに入ったんでしょ・・・。 弱いから強くなりたいんでしょ・・・。 一人だったから誰も助けてくれない・・・。 だから、一人で生きていくために強くなりたいんでしょ・・・。 強くなるためには死んだっていいって思ったんでしょ・・・。 死にたくないから・・・ゆっくりしたいから・・・死んだっていいと思ったんでしょ・・・。」 「ゆぅ・・・しにたくないよ・・・ でも・・・くるしいのはいやだよ・・・ いたいのはいやだよ・・・ れいむは・・・もう・・・つらいんだよ・・・ だから・・・ゆっくりどうを・・・まなびにきたんだ・・・ でも・・・ゆっくりどうは・・・つらいよ・・・ しんだほうが・・・ゆっくりできるなら・・・もう・・・ ゆっくりしたいよ・・・」 「甘えね。そんなのは。」 「しってるよ・・・でも・・・もう・・・れいむ・・・」 「限界?そんなもので? 仕方がないわね・・・少しだけ褒めて上げましょうか。 あんな状態でまだまだ正気でいられるのは、 最初に来たゆっくりの1割もいないのよ。 結構、根性だけはあると思うわ。今生き残っている連中は。そこは認めてあげるわ。 それ以外はカス同然だけどね。 多分、同じことをやられたら、人間でもそれだけ生き残っているかどうか・・・。」 「そんなの・・・しらないよ・・・ もう・・・れいむ・・・つかれたよ・・・ それに・・・れいむ・・・にげだしたから・・・ これから・・・ぎゃくたい・・・されるんでしょ・・・ かんけいないよ・・・そんなこと・・・」 はぁ~と溜息をつくありす。 「あなたのゆん生で一番つらかったことって何?」 「それは・・・」 「こんなこと・・・つらいうちにならないんじゃないの?」 「・・・」 「あなたが送ってきたゆん生で一番つらかったことを思い出しなさい。 今のつらさとそのつらさ、天秤にかけて、今のつらさの方がつらいというのなら・・・。 もういいわ。あなたの望むとおりにしてあげる。」 「れいむは・・・」 れいむは考えた。 今までのゆん生を思い出し・・・。 一番つらかったことを・・・。 あの頃の方がつらかった・・・。 お母さんに睨まれた日・・・。 群れから追い出された日・・・。 お爺さんとお別れした日・・・。 お兄さんからいじめられた日・・・。 一人で寂しくて泣いたあの日・・・。 「れいむは・・・まだ・・・つらいおもいをしってるよ・・・」 「そう。それはよかったわ。じゃあ、いいわ。部屋に戻りなさい。」 ありすは何事もなかったような笑顔で笑った。 「ゆっ!?」 れいむは驚いた。ありすは自分を殺すのだとばかり考えていたから。 「どうしたの?さあ、早く。私の気が変わらないうちにね。 本来ならば、脱走したんですから、殺されても仕方ないんだけどね。 やっぱり、そっちの方がやっぱりいいのかしら?」 「ありす・・・どうして・・・」 「勘違いしないでね。 励ましてあげたなんて、思わないことね。 死にたがってるヤツを虐待したって、つまんないものね。 あなたがゆん生で一番苦しいと思うほどの修行に出会うまでは、 なんだかゆっくり道の修行が負けたような気がするし・・・。」 「ありす・・・」 「何をしているの!?早く戻らないと、ホントにやるわよ!?」 と、ありすは自身のぺにぺにを尖らせた。 「ゆぅううぅうううぅううぅうううう!! もうやだぁぁっぁあぁああああ!!!! おうちかえるううぅううううううぅうう!!!!」 れいむは、定番の台詞を泣け叫びながら、 全力でその体を弾ませて、ポヨンポヨンと部屋に戻っていった。 『ご苦労様☆』 師範代が木の陰から笑いながら出てきた。 「覗きが趣味なの?なんだか、この田舎者!!って罵りたくなるわ。 そんな言葉使いすると、頭悪そうに見えるけど、他のやつ等が、 使いたくなる気持ちが分かったような気がするわぁ~。」 『そういうな。これも先生の言いつけだからな・・・。』 「あれのどこに先生は見出したのかしら・・・。」 『さあな、こればかりは、先生の気まぐれだから・・・。』 「ようじはおわったか?」 「ごめんなさい、待たせたようね。」 『まりさ、ゆっくりしていってね!!!』 「ゆっくり?なんだそれは? くだらないね!!!さあ、はじめようか!!!」 まりさとありす・師範代は一斉に飛び掛った。 部屋に戻ったれいむ。 「れいむはもっとつよくなるよ・・・」 そうつぶやくと、ゆぴぃゆぴぃと寝息を立てながら床に就いた。 つづく あとがき 次回で第1部完です。 あと、もう元ネタがシ○グイとか忘れてください。 コメ欄で批判が多いけど、気にしていません。 だってこれ、もうゆっくりじゃないもん(笑) 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 参考文献って程度で良いんじゃない?俺はこれ面白いと思うし、嫌なら読まなければ良いだけ -- 2012-12-15 09 54 59 良いんぢゃない? -- 2012-05-25 01 14 17 ひどいなこれ -- 2010-01-28 11 56 42
https://w.atwiki.jp/bwhuman2/pages/67.html
wikiの運営に関しての掲示板です。 wikiの書き込みテストはsandbox、分類不可能な不満点の投稿については自由投稿ページを参照 ↑わかりやすいように思考頻度と言ってみただけだがね。 私は普通に考えてそいつを批判しただけだが。 そもそもそいつの野放しにしたところでそのめざパに疑問を出した人にまともに議論してくれるとは思えんね。 現に視野狭窄なBW信者がよくやるように、まともな理由もつけずに人の批判しかしていないではないか。 それにあれもまた議論ではないのか? その意味では君の考えはそれに反していると思うが。ただ言い争うのがいやなだけの腰ぬけ発言でしかない。 それとも君はそのときいた人の答えを待つことしかできない奴かな? 言い勝てないからそんな陰湿な行動に出たのかな? もし、そうだとしたらまさに汚いBW信者だな。間違っていたらすまないが。 -- (名無しさん) 2012-11-02 15 46 13 またBWの記述が消されてる・・・ -- (名無しさん) 2012-11-03 08 37 31 ↑どこの事? -- (名無しさん) 2012-11-03 22 06 16 ↑左のリンクBW2関係より上が全部 -- (名無しさん) 2012-11-04 18 08 53 ↑ありがとう、この記事によくいるBW厨の言葉遊びか確かめたくもあって聞いてみた。 そういえば戦闘関係もリンクから消えてるな・・・・。 -- (名無しさん) 2012-11-05 00 17 54 フリージオは個人の主観だと思うのだが だいたい可愛いのやカッコいいだけではなく ああいうのも必要だと思うのだが -- (名無しさん) 2012-11-15 00 26 17 不満wiki初期:とにかくポケモンBWのNを筆頭に気に入らない所を全力で叩く。 不満wiki中期:更新停滞、代わりにややまともな意見が多くなり優しい人も少しだけ現れた。 BW2発売後現在:考える人(笑)が増え、BW2のキャラの大半にに対し「人格破綻」と突きつけたり、 「互換切れ」「努力値廃止」「個体値廃止」というワードが流行る。他所のブログと連携し徹底的に 「効率的なポケモン」を妄想する他、BW厨の殲滅に精を出している(ここに関係無い場所にまで来て)。 個人的にざっと今まで見てきたこのwikiの様子がこんな感じに思いましたよと。 -- (名無しさん) 2012-12-09 04 08 17 別に他人が考えてる事にあれこれ干渉することでもなくね? 変に評論家気取りしなくていいから黙ってた方が得策。 -- (名無しさん) 2012-12-09 09 09 34 ↑↑考える人(笑)ってまじめに考えてる人にまで言うつもりか? へたすりゃ殴られもんだぞ。 それがBW厨と捉えられる原因なんだよ。 -- (名無しさん) 2012-12-10 00 25 35 ↑大丈夫本当に真面目に考えてる人は含んでないから・・・ -- (↑↑↑) 2012-12-11 01 32 59 ↑一応君のいう本当に真面目に考えてる人とはどんな人か簡単かつ具体的に聞かせてほしい。 クリームソーダにいたような明らかな責任転嫁や無茶苦茶な文しか書けないのに人に考える(笑い)といった風に叩くバカがいるからな。(一応言っとくが君のことではない) -- (名無しさん) 2012-12-11 01 51 14 あけましておめでとう。 -- (名無しさん) 2013-01-01 00 39 34 ポケモン完全新作XYが発表された ハードは3DS ポケモンのこれ以上の迷走を祈らないばかりだ -- (名無しさん) 2013-01-09 23 49 35 増田のページのコメント欄なくなったのはなぜでしょう? -- (名無しさん) 2013-03-18 17 50 24 もうさこのwiki閉鎖しろよ 何年前のゲームだと思ってるんだ -- (名無しさん) 2013-11-01 20 39 59 ポケモンがBWで何をやらかしたのかを(後々ゲフリや、別ゲームのクリエイターに同じ過ちをさせないために)伝えるという意味でも残しておいていいと思うけどなぁ ・・・っつかなんか変なの沸いているんですが。トップをやたらゲハ臭い感じに改変している輩が痛んでサクッと差し戻ししておきました -- (名無しさん) 2013-11-18 01 06 42 BWのポケモンについてのページって必要あるの? コピペはいいとしてその他は個人の主観がはいってるんだが? -- (名無しさん) 2014-01-07 21 53 24 つい数日前までBWのアンチで、ここでも不満点を投稿 していましたが、殿堂入り後に七賢人の話を聞いて、 BW2をやってみて、今は、ようやくBWを許せます。 増田さんは、やはり優れたクリエイターだと私は思う。 音楽の秀逸さ、革新性、そしてポケモンという作品への思い入れ の強さを感じます。シナリオライターさんのことも誤解していた。 今ではNというキャラクターに共感できます。 もっとも、皆様がBWに不満なのは、無理ありません。 「主張」のある作品なので、実際、万人受けはしないでしょう。 -- (00) 2014-09-14 20 20 16 所詮ゲームですから、 自分に都合のよい点だけ見て、それを楽しめればいい。 余暇としての遊びでストレス溜まっていたら本末転倒ですから。 不満な点は、見なかったことにして、 ただゲームとして楽しめる部分を楽しもうではありませんか。 タダではないのだから、お金を払った分、ぜひとも元は取りたいですよね。 不満を言っても届くわけではなく、お金も時間も戻ってきませんから。 ただ、ちょっと異色作なので、 皆様のお気持ちもお察しします。 -- (00) 2014-09-14 20 26 08 このWikiの熱量は憎悪ではなくもはや抑えきれない愛情の現れだと思った。 俺は初代からやってるが、BWはやっと読むに値するストーリーが練られた革新的な世代。 上で出てるように「主張」があるから、叩く余地が出てくる。 それに辟易したのかXYではまたもやスッカスカのシナリオに戻り SMで再度練られたシナリオになるも、剣盾でまた無味乾燥なシナリオに。 安定しない。 -- (名無しさん) 2020-09-09 11 22 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2333.html
前編?から ・・・月日は流れ。 さて、そろそろこないだのゆっくりの巣を見て回ってこよう。 まずは5匹の赤ゆを育てていた、れいむとまりさの巣。 季節は繁殖期の春・夏を終えて秋に差し掛かっていた。 本来なら赤ゆは子ゆっくりから成体に近いサイズに成長していてもいい時期で巣立ちをする頃だ。 たくさんの子ゆっくりと同居したまま冬を迎えればそれは一家全滅の危機につながる。 それどころか、今回は赤ゆのまま冬突入という死亡フラグが立っていた。 「そろそろ、おちびちゃんにもかりのしかたをおしえたほうがいいんだぜ!」 「ゆっ、だめだよ!おちびちゃんはまだあかちゃんだよ!」 「みゃみゃー、ごはんまだー?」 「ねぇねぇまりしゃのごはんは?」 「れいみゅたちいつまでおうちにいればいいの?そろそろおちょとであそびたいよ!」 冬越えに備えて大量の食料を貯めないといけないのだが 餌をとってくるのは親まりさばかり、親れいむは赤ちゃんの世話のため巣から出ることができず、ずっと引きこもっていた。 朝から晩まで駆けずり回って採れる餌も親れいむと赤ゆ5匹が食べてしまえば、明日の蓄えすらない。 季節の移り変わりに気づいていない親れいむはともかく、親まりさは焦っていた。 「このままだと冬さんがきて、みんなゆっくりできなくなるよ!れいむもいっしょにごはんあつめてね!」 「なにいってるの!あかちゃんをそだてるのがれいむのしごとだってまりさもいってたでしょ! ごはんをとってくるのはまりさのしごとなんだから、ゆっくりしないでさっさとごはんもってきてね!」 最近はずっとこんな口喧嘩が続いている。 「それなら、まりさがみんなのごはんをあつめてくるよ!」 暗がりから、帽子の先が欠けている子まりさが出てくる。 飾りが欠けていることで親れいむや赤ゆの虐めにあっていたまりさだが、食事量が他の赤ゆよりも少ない割りに 成長抑制飴を食べなかったことで立派な子まりさに成長していた。 「おまえは、そこからでてこないでね!ごきんじょさんに見られたらとおもうとゾッとするよ!」 「ゆぅ~ん・・・」 「ゆっくちできにゃいおねーちゃんは、みんなのうんうんをかたづけるしごちょしててね!」 「こんにゃまりしゃが、かぞくだとおもわれたらみんなゆっくちできにゃいよ!」 「ばぁ~きゃ!ばぁ~きゃ!」 親れいむに合わせて、赤ゆたちも子まりさをキャッキャっと罵倒する。 そんな様子を毎日見てきた親まりさは、ある疑問を感じていた。 親れいむが可愛がっている赤ちゃんたちは、ちっとも大きくならず幼いままだ 逆に、虐められている子まりさはすくすくと大きくなっている いままでは帽子が欠けている子まりさの事を障害のあるゆっくりと思っていたが、実は逆なんじゃないだろうか? その夜、親まりさは決心し 皆が寝静まってから子まりさを巣の外へと連れ出した。 「ゆぅ?おとーしゃんこんなじかんにどうしたの?おそとにでたらまりさおこられちゃうよ」 「ゆっくりきいてねまりさ!おとーさんは働かないれいむにあいそがつきたよ!これからは二人でくらすよ!」 冬はもうそこまで来ている! 子育てと称して働かないれいむや食べてうんうんするだけの赤ゆ達の分まで集めている余裕はもうないのだ。 ぽい~ん、ぽい~んっと元気よく旅立つ2匹。 新しい巣穴は、れいむたちが住んでいる巣穴からさほど遠くない場所に作った。 それでも引きこもっている彼女達がここを見つけることは出来ないだろう。 朝、親まりさがいない事に気づいたれいむ一家。 「ゆっ、きっとお日様がのぼるまえにごはんあつめにでかけたんだね! 赤ちゃんたちが大きくならないのはまりさがゆっくりしたごはんをとってこれないからだよ! はんせいしてたくさんとってくるきになったんだね!」 「ゆっくちできにゃいおねーちゃんもいないよ!」 「ほんちょだ、うんうんかたづけるしかのうのないまりしゃがいないね!」 「これでれいみゅたちがたべるぶんがふえるよ!」 「おうちもひろくなるし、せいせいするね!」 この日から、もうこの家にごはんを持ってきてくれる者はいなくなった。 それに気づくのはいつだろうか? 冬前にもう一度観察に来てみよう。 次は、実ゆっくりで成長が止まっている れいむとありすのつがいの巣を見てみよう。 「おちびちゃんたち、なんで産まれてくれないのぉ!」 「やめてねありす!赤ちゃんたちはいまお昼ね中なんだよ!」 れいむの頭上の実ゆっくりは目を閉じたままだが、「ゆぅ♪」とか「みゅ~♪」とか返事をするので 間違いなく生きていることはわかる。 しかし、まるで造花実ゆっくりが頭に挿されているだけの様に待っても待っても産まれてきてくれないのだ。 だから、ありすは毎日たくさんの食べ物をとってきてはれいむに与えた。 れいむは以前よりもでっぷりと太っているだけで結局1匹も赤ゆっくりは落ちてこない。 ありすは限界だった。 れいむの植物型出産が終わったら、次は胎生妊娠をしようねと約束していたにもかかわらず いつまでもそれが出来ない。 ありすは赤ゆっくりとゆっくりしたい以外に性欲をも我慢し続けていたのだ。 「もう、ありすは限界だわ!れいみゅぅう!ありすとすっきりしてねぇええ!すっきり!すっきりぃ!すっきりぃい!」 「やめてね!赤ちゃん達が見てるよ!それにすっきりとか言葉をつかうと・・・」 「ゆぅ~ちゅっきり♪」「みゅ~・・・すっきゅり♪」 「ほらぁ!赤ちゃん達がへんなことばをおぼえちゃうでしょぉおお!」 でっぷりと太った体でありすを突き飛ばす。 毎日、たくさんのごはんを食べ続けていたれいむは、いまやありすの倍は大きかった。 「いたっ!やめてっ!ごめんなさい・・・ひぃ!」 「ありすのとってくるごはんが少ないから赤ちゃん達も産まれないんだよ! わかったらゆっくりしないで、もっとごはんを持ってきてね!」 「こんなの、ぜんぜんとかいはじゃないわぁああ!」 巣穴から逃げるように泣きながら飛び出していくありす。 それでも、ありすはれいむも実ゆっくりも見捨てる気はなかった。 れいむの頭上にいる実ゆっくりは、ありすにとっても可愛くて、特にカチューシャをつけている2匹の実ゆっくりは 自分にそっくりで都会派だったからだ。 れいむに横になってもらい、実ゆっくりとほほをすり合わせて「すーりすーり♪」した時は 「みゃみゃ・・・♪」「ちょかいは♪」と返事をしてくれてそれが一層の励みになった。 こうやってれいむと喧嘩をした時は、きまってありすは普段よりもたくさんのごはんをとってきた。 さつまいもに、にんじん、キャベツに大根 れいむと仲直りするために、危険を冒してもゆっくりしたごはんをとってくるのだ。 そんな都会派なありすの背中を見送って 次の巣に向かうことにした。 「ぎゅびぃびゃぁああああぁぁあ・・・うひぃぃいいいいい!」 洞窟から聞こえてくるのは、耳をつんざくようなまりさの悲鳴。 ここには善良な50センチサイズの胎生妊娠をしたまりさがれいむと住んでいる。 「まりざぁあああ!ゆっっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 しきりに、れいむがまりさを気遣って声をかけているが まりさのために何も出来ることがなくまりさの周囲をぐるぐると跳ねて泣きじゃくっていた。 以前来たときにあった敷き詰められた葉はそこらじゅうに散らばり、山の様にあった果実は暴れるまりさに踏み潰され それが腐り異臭を放っていた。 「おい、これはいったいどうしたんだ!」 「ゆっ、にんげんさん助けてね!まりさが赤ちゃんがなかなか産まれないから 心配して、お腹に力をいれて無理に産もうとしたんだよ! そうしたら、急にまりさが苦しんでそれからずっとこうなのぉおお!」 「ゆびぃぃいいいいぃい!ぐるじいぃぃいいい!もうまりざをごろじでぇええええ!」 まりさの全身に脂汗が滲み、苦痛からすこしでも逃れようと身をよじってごろごろと転がる。 れいむによると、もう数日もこの状態なんだそうだ。 ゆっくりは餡子が体から漏れない限りなかなか死なない、その生命力が災いしてまりさを苦しめ続けていた。 「まりざぁあああ!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 もう、まりさは「ゆっくりしていってね!」に反応しないくらい精神が擦り切れていた。 こいつらは善良なゆっくりだ。出来れば助けてやりたい。 なにかないかとポケットを探ってみるとなぜかトングが出てきた。 トングとは、ピンセットを大きくしたような道具で 焼肉をひっくり返したりバーベキュー等で使う料理器具だ。 それがなぜ、この状況で俺のポケットから出てきたのかはわからない。 きっと、なにか見えざる力がこの善良なゆっくりとトングとを引き合わせたのだと考えるしかなかった。 さっそく、トングをまりさの産道に突き刺す。 「ゆびゅぅぅういいいぃいいいいいいいいいぃいいい!」 それから、トングを内部で広げる。 「ぎゅぴゅうぅぅううううぃいいぃいい!」 あまりの激痛にまりさは泡を吹いて白目を剥いていたが、これもまりさを助けるためだ。ゆっくり我慢してね♪ トングの間に何かまるっこいものがひっかかる。これをキャッチ。 「まりざぁぁあああ!がんばっでぇええええ!」 れいむの声援と唾が後ろから飛んできてうざい。 フンッ!と一気にトングを産道から引っこ抜くと そこには、1匹の子れいむがひっかかっていた。 「ゆぎぃぃいい・・・いぢゃいよぉぉおおお!」 続けて、もう一度まりさの産道にトングを突き刺すと今度は子まりさ、子れいむが出て 最初の子れいむと合わせて合計3匹の子ゆっくり。 まりさの苦痛はとれた様で、悲鳴はぜぃぜぃという息遣いに変わり命に別状はなさそうだ。 「ゆぎぃぃいいいぃいい!あかちゃんがぁああああ!」 代わりに悲鳴をあげたのはれいむだ。 3匹の子ゆっくりは未熟児で 最初の子れいむは目がなく、2匹目の子まりさは口がなく、3匹目の子れいむはその両方がない。 成長抑制により、胎児の状態で成長が止まってしまったのだろう。 「いぢゃいよぉ!みえないよぉ!おがぁしゃんどこいるのぉお!」 「ばでぃさのあがじゃんぐぁぁああ!」 「なんでおべべがないのぉ!おぐちがないのぉ!りょうぼおないのぉ!」 口がない子まりさは、その目で両親にしきりに「なんで、まりさはおくちがないの?」と 目も口もない子れいむは、口がないはずなのに体の内部から「うぼぉおおぉおお」と奇怪な音をさせていた。 長い苦痛から産まれた赤ちゃんがこの仕打ちで親れいむも親まりさも心が折れかけていた。 これでは、この一家は冬越え前に生きる気力を失って死んでしまうかもしれない。 それじゃ面白くないよね。 「れいむ!まりさ!しっかりしろ!お前らは親だろ! 子供達はもっと苦しいんだ!悲しいんだ! なのに、お前らときたらなんだ?あまったれるな! お前らがしっかりして、この子達をゆっくりさせてやらないと誰がこの子達をしあわせにしてやれるんだ!」 思いついたセリフをまんま言ってみた。 どういうわけか親ゆっくりどもの目に生気が戻る。 「ゆっ、そうだよ、この子達はまりさの子供だよ!目や口がなくたって、この子達はまりさとれいむの愛から 生まれた、ゆっくりした可愛い子供だよ!」 「ごめんねおちびちゃんたち!れいむよりもつらいよね!?かなしいよね!? れいむ一生懸命この子達を幸せにするよ!」 俺は腕を組んで、うんうんと頷いた。 頑張って子ゆっくりを育てろよ!間違っても殺すとか捨てるとかして 代わりに健康な赤ちゃんを産もうとか思いつくなよ! さて、冬越え前にまたこいつらの様子を見に来ようかな。 俺は善良なゆっくりの巣を後にすることにした。 冬は、早朝 雪の降りたるは言うべきにもあらず、霜のいと白きもまたさらでも、 いと寒きに・・・ 肌に突き刺さるような寒さを我慢して、さっそくゆっくりの巣を訪れた。 「みゃみゃ~・・・おにゃかすいちゃよぉ~・・・」 「ゆっくちしちゃごはんたべんちゃいよぉ・・・」 「ゆぅ・・・おとーしゃんかえっちゃきちぇ・・・」 「うるさいよ!おなかすいてるのはおかーさんだっていっしょだよ! それもこれも、まりさがわるいんだよ!」 まりさが帰ってこなくなってから、親れいむ1匹で餌を集め生きながらえていた。 餌を集めると言っても、普段狩などしたことがないため巣の周辺に生えていた草を引っこ抜いては持ち帰るという適当な採取で 甘い草とそうでない草の区別がついていない上、すっかり採り尽くして遠くまで行かなければ草一本生えていない状況まで追い込まれていた。 これは、もう数日もすれば共食いなり餓死なりして全滅だろうな。 ほっといても破滅する巣に興味をなくし次の巣へと向かおうとしたその時、1匹のゆっくりがこの巣へやってきた。 見つからないように気配を消して様子を伺う。 帽子の先が欠けているあのまりさだった。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!まりさ、みんなのためにたくさんごはんあつめたよ!」 帽子の中には、秋の終わりに集めた木の実やキノコ、食べられる草がぎゅうぎゅうに詰まっていた。 親まりさと一緒に冬を越えるための大切な食料であったが、まりさは自分の分を家族に分け与えるという選択をしたのだった。 得意満面の子まりさ しかし、家族の反応は冷ややかだ。 シーンっと静まり返っていた一家は噴出すように喚きだす。 「こにょばきゃまりさ!じぶんだけごはんをひとりじめしてたんだよ!」 「ゆっくちよこちぇー!くちょまりちゃー!」 「こいつのせいでおうちのまわりのごはんがなくなっちゃんだ!そんにゃにとっちゃから!」 「ゆぅ・・・ちがうよ、これはまりさがいっしょうけんめいあつめ・・・ゆべっ!」 まりさの背中の皮が千切れ餡子が漏れ出す。 親れいむがまりさを噛み付いたのだった。 「・・・なんで、おかーしゃん・・・」 「ゆっ、これでゆっくりふゆをこせるよ!おちびちゃんたちもたくさんたべておおきくなってね!」 「むっちゃむっちゃ!ちあわちぇー♪」 「このきのこゆっくちしてておいちーよ!」 「こっちのきのみ、かちゃ~い!みゃみゃやわらきゃくちてね!ゆんゆ~ん♪」 「ゆ・・・ゆ”ゆ”・・・ゆ”・・・」 まりさはまだ息があるようだったが時間の問題だろう。 そのうち物言わぬ餡子になり、こいつらの冬越えのたしになるのか・・・。 憎たらしい親れいむや赤ゆどもを叩き潰したい衝動にかられたが、それは今回の観察の趣旨に反するのでこらえることにした。 赤ゆが一生赤ゆから成長しない以上は、いずれゆっくり出来ない事態に陥る事を祈り次の巣へと移動する。 れいむとありすのつがいはどうなっただろうか 巣穴を覗くと、そこには頭上に実ゆっくりを生やしている親れいむしかいなかった。 そして4個ついていた実ゆっくりは3個に減っている。 ちょっと状況がわからなかったので、姿を見せて親れいむから事情を聞いてみる。 「ゆっ、このまえのあまあまさんをくれたおにいさん、ゆっくりしていってね!」 「ちゅっきりちていっちぇね!」 「ちゅっくち!」 「ゆぅ~ちゅっくちー!」 頭上の実ゆっくりは目を閉じたままだが、親れいむの”ゆっくりしていってね”に反応していた。 ありすがあんまり「すっきり」と言うものだから実ゆっくりに伝染し「ちゅっきりしていってね!」と覚えてしまったそうだ。 「つがいのありすはどうしたんだい?」 ありすの事を聞かれたれいむは目を伏せて暗い表情を浮かべている。 その目線の先には、ありすのカチューシャがあった。 冬越えのためにありすは一生懸命食料を集めたが、いっこうに落ちてこない実ゆっくりに業を煮やし 気に入っていた実ありすをもぐ事にした。 自分で生まれることが出来ないのなら手伝ってあげればいいと考えたからだ。 もがれた実ありすは柔らかい葉っぱに落ちて、目を開いて赤ゆっくりとなんらかわらない様に見えたが 横向きのままで自分では立つことも出来なかった。 口があっても挨拶はしないし、どんな餌を口に運んでも噛むことも飲み込むことも出来ない。 それでも、ありすが顔を近づけて「すーりすーり」とほおずりをすると、実ありすは「ゆっ♪ゆっ♪」と喜んで 確かに実ありすが生きていることがわかった。 それから、半日もしないで実ありすは萎れてきて、ありすは餌をよく噛んであげて口移ししたりお水を飲ませようとしたが 結局、最後には「ゆ”ゆ”」と苦しそうな声をあげながら痙攣し干からびてしまった。 悲しみに沈むありすは我を忘れて、れいむの頭上にいる他の実ゆっくりももごうとしたため、止めるれいむと揉みあいになり 気がつけばありすは潰れていたという。 ふと親れいむを見ると、実ゆっくりのために過剰に食料を食べていたため太ましく大きい。 連日の餌採りに疲弊して痩せたありすにはひとたまりもなかった事が伺えた。 「おにーさん、またあまあまをちょうだいね!」 このまま、このれいむを放置してもいいが実ゆっくりごと餓死するだけなのは目に見えている。 それでは、もう観察する面白さがない。 先日、捕まえたコンポスト用の赤ゆも替え時なのでコイツを新たなコンポストにしよう。 実ゆっくりのために、たくさん生ゴミも腐ったゴミも食べてくれるに違いない。 「ゆっ、おにいさんはなしてね!れいむがいくらかわいくてもゆうかいしないでね!」 右手でジャンケンのチョキの形をつくり、そのチョキが綺麗にれいむの両目に突き刺さる。 「ゆぎゅ!」 これで少し大人しくなった。 善良なゆっくりの巣は意外にも幸せそうだった。 3匹いた子ゆっくりのうち、口のないまりさと目も口もないれいむは餌を食べることが出来ずにすでに死んでいたが その分、目の見えないれいむ1匹を可愛がっていた。 「きょうは、寒いからおかーさんたちとくっついてすーりすーりしながら寝ようね!」 「まりさはおちびちゃんのために、葉っぱさんの服をつくってあげたよ!」 「おかーしゃん、すーりすーり♪はっぴゃのふくあっちゃか~い♪」 大き目の葉を、まるで桜餅の様に縦に着ている子れいむ。 成長抑制剤のおかげで体の大きさは一生そのままだが、目が見えずとも親の愛を一身に受けて育っていた。 子れいむにしても生まれたときから目が見えないわけで自分が不幸である事を自覚していない。 だから、自分が幸せなのだと思っていられる。 障害を抱えた子供を殺すに殺せずに苦しみ続けているという状況を想像していただけに 逆に幸せなゆっくり一家を見せ付けられるとどうにも気持ち悪い。 いっそのこと一度、子れいむに光を与えてみるか。 時に希望は絶望への最高のスパイスになりうるのだ。 「ゆっ、この間のおにーさん!」 「おにーさんのおかげで、ひとりだけおちびちゃんを助けられたよ!」 「ゆっくちしていってね!」 こいつらの中では、苦しむまりさを手術して助けてくれた人間という事になっていた。 「その子ゆっくりが心配でね、今日はその目を治しにきたのさ!」 コンポストで育てた赤ゆは今では子ゆっくりサイズになっており、1匹締め上げ目玉をくり貫いて持ってきた。 それを目が見えない子れいむに填め込んでやりオレンジジュースをかける。 眼球の大きさは個体差が少なく、同じれいむ種のものを使えば一応は見えるようになる。 それから小麦粉を溶いてまぶたをつくってあげた。 「ゆっ・・・」 おそるおそる、目を開く子れいむ。 生まれて初めて感じる光 洞窟の中は薄暗いが、それでも子れいむには色とりどりの美しい世界 そして初めて見る親れいむと親まりさ なにもかもが輝いてそのキラキラしたおめめに飛び込んできた。 「ゆっくちしていってね!ゆっくちしていってね!」 「おちびちゃん、おめめが!おめめがあるよ!」 「とってもかわいいおめめだよ!すごくゆっくりしてるよぉ!」 大きな体でまるで赤ゆっくりの様に洞窟内を飛び跳ねる親れいむと親まりさ 初めての妊娠している事がわかった時にも、こんなに喜んだことはなかった。 その姿を見た子れいむも、一緒になって飛び跳ねたりほほをすり合わせたりして、今確かにゆっくり出来ている事を実感する。 だが、これは一時的なものなのだ。 目が見えるとはいえ、自分の体と完全に同化したわけではなく、この移植された目は死んだままだ。 だから数日もすれば朽ちて腐敗し、また暗闇の世界へと帰ることになる。 あー、ごほんごほんっと咳払い それから親ゆっくりに説明をした。 「ゆぅ・・・おちびちゃん、また目が見えなくなっちゃうの?」 「そんなのだめだよ!ずっとゆっくりさせてあげたいよ!」 「れいむ、おかーしゃんたちがみえなくなるのいやだよ・・・ゆえぇ~ん」 そこで提案する。 「また、新しい目を移植すればいいんだよ」 他の子ゆっくりの目をくり貫いて、この子に与える。 癒着させるためにはオレンジジュースでなくても水で溶いた餡子でもいい。 「ゆぅ・・・」 「ゆゆ・・・」 「ゆわあぁ~ん・・・おかーしゃんたちみえなくなるのやだよぉお!」 何しろ善良なゆっくりのつがいだ 他人を不幸にして自分が幸せになろうなんて思ったこともないに違いない。 すぐには答えを出せないだろう。 一通りゆっくりの巣を見て回ったし家路につくことにした。 もっとも、自分の幸せではなく子の幸せなら 最後に出す答えは始めから決まっているんだけどね。 だけど、それを選択したら一生続けることになるよ、ゆっくりできない餡子まみれの生活を・・・ なにしろ、その子は一生大人になることがないのだから。 台所の三角コーナーには、冬前に拾った赤ゆが数匹詰まっている。 蓋が閉まるタイプなので、カシカシっと内側から壁を叩く音はしても声までは伝わらない。 しかし、何が言いたいのかはだいたいわかっている。 蓋を開けた。 「れいみゅ、にゃんでもたべまちゅからごはんをくだしゃい、にがきゅてもからきゅてもいいでしゅ」 「なにかまりしゃわるいことしましちゃか?あやまりましゅ・・・あやまりゅのでごはんをくだしゃい・・・」 「ありしゅはくさったにょでもよろこんでたべましゅ・・・おいししょうにたべまちゅから・・・」 3匹ともカビの生えた使いかけの古い石鹸をこね合わせたように緑色やオレンジ色、紫色のグラデーションが外皮に 紋様を浮かべていた。 初日こそ「あまあまよこちぇじじー!」だの「こんにゃのたべるくりゃいならしんだほうがまちよ!」なんて反抗的だったが 結局は餓死の地獄の苦しみには耐えられず、なんであろうと口にした。 目に見えて変色してくると、もはや末期だ。 ゆっくりコンポストは生ゴミを餡子に変化させるから価値がある。 しかし、ここまでくると生ゴミを食べても生ゴミを排泄してしまうのだ。 「釈放だよ・・・」 彼らに向かってニッコリっと満面の笑顔を見せてそう告げた。 不要になっても潰したりはしない。 よく働くように希望を持たせるため刑期を終えたら自由にしてやると約束をし、キチンとそれを守る。 素手で掴むと異臭のする汁が肌に触れてしまうため三角コーナーごと庭に持っていくとひっくり返して外に捨てた。 「おうちかえりゅよ・・・れいみゅ・・・みゃみゃにあいちゃいよ・・・れーみゅしゅーりしゅーりしちゃいよ・・・」 「まりしゃのおかーしゃん・・・ゆっくちちていっちぇね・・・まりしゃこれからおうちかえりゅよ」 「ありしゅ・・・もっとゆっくち・・・しちゃか・・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”」 ずりずりとナメクジの様に這って進む赤ゆども。 腐敗物だろうとカビだろうと何でも好き嫌いなく食べれる彼らは道の草だろうと犬の糞だろうと食べて餓死を免れ 本当に親元まで帰れるかもしれないな。 親がこいつらを見てどういう態度をとるかは知らない。 思い出は、きっと思い出にしておいたほうが美しいんだろう。 「ここはどこなのぉ!せまくてゆっくりできないよ!」 円筒タイプのゴミ箱の底に設置した生まれない実ゆっくりを生やしているれいむが目を覚ました。 とりあえず一週間前に食べ残した弁当箱の中身を捨てよう。 食べなくてもかまわない。 それが二週間前の食べ残しになってから餡子になるだけのことさ。 「くしゃいぃー!こんなのたべれるわけないでしょ!ばかなのしぬの?あまあまもってきてよね!」 蓋を閉めると、内側をガシガシと叩く音だけが響いていた。 おまけ 子まりさ1匹が帽子一杯に貯めた食料などたかがしれていた。 それに加えて狩をまりさにまかせっきりだったれいむは冬越えのための食料を節約しないといけないという事もわかっていなかったので 親れいむ、赤まりさ、赤れいむ3匹でお腹一杯に食べれば3日で尽きてしまった。 それから、死んだ子まりさの餡子をむさぼり それも尽きると今度は親れいむが赤まりさに噛り付き、赤まりさを食料にした。 「それもこれもまりさがわるいんだから、まりさがせきにんとってね!」 「まりしゃがたべられればいいんだよ!」 「ばーきゃ!ばーきゃ!」 「ひとりだけちがうこなんてゆっくちできにゃいよ!」 「いちゃい!やめちぇね!まりしゃはおかーしゃんのあかちゃ・・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”」 どれくらい時間が流れただろうか その赤まりさを食べつくした頃、突如入り口を塞いでいた枝や葉が取り除かれて 冷たい風が吹き込んできた。 親れいむはお帽子のシルエットに、まりさが帰ってきたんだ! 反省して、やっとみんなのごはんを採ってきて帰ってきたんだと思った。 その影が近づいてくると、成体よりもはるかに大きいまりさであることがわかり別人であることに気づく。 つづいて、同サイズのれいむが入ってきた。 「ごめんね、まりさのおちびちゃんのためにおめめをちょうだいね!」 「ていこうしなければいのちまではとらないよ!ほしいのはおめめだけだよ!」 その年、冬篭りが終わると 目を失ったれいむ種ばかりが巣穴から這い出てきたので人間たちはその森が呪われていると恐れ 結果的に、以後数年に渡りゆっくりたちを脅かす者がいなくなり やがて、ゆっくりプレイスと呼ばれるようになったそうな。 「れいぶ・・・なんでもたべますから・・・ごはんをください くさっていても、にがくてもおいしそうにたべます・・・どうかどうかあかちゃんのためにもごはんをください・・・」 「ゆぅ・・・」「みゅ~・・・」「ちゅっきり・・・」 過去の作品 ゆっくりいじめ系1222 ゆっくり繁殖させるよ! ゆっくりいじめ系1254 赤ちゃんを育てさせる ゆっくりいじめ系1261 水上まりさのゆでだこ風味 ゆっくりいじめ系1297 ゆっくり贅沢三昧・前編 ゆっくりいじめ系1466 ゆっくり贅沢三昧・後編 ゆっくりいじめ系1467 まりさの皮を被ったアリス ゆっくりいじめ系1468 肥料用まりさの一生 ゆっくりいじめ小ネタ222 ゆっくっきんぐ ドナーツ編 ゆっくりいじめ系1532 可愛そうな赤ちゃんにゆっくり恵んでね ゆっくりいじめ系1580 ゆっくりしなかった魔理沙と愛のないアリス ゆっくりいじめ系1673 ゆっくりクアリウム ゆっくりいじめ系1715 ゆっくりトイレ ゆっくりいじめ系1735 ゆっくりれいむと白いお部屋 ゆっくりいじめ系1743 プラチナまりさとフリーすっきり権 ゆっくりいじめ系1761 ちょっとしたイタズラ ゆっくりいじめ系1905 あったかいゆっくり ゆっくりいじめ系1935 しゃべらないゆっくり ゆっくりいじめ系1940 愛されまりさの一日 ゆっくりいじめ系1993 加工場産の赤ゆっくりを育てる 前編 ゆっくりいじめ系1994 加工場産の赤ゆっくりを育てる 中編 ゆっくりいじめ系2110 加工場産の赤ゆっくりを育てる 後編1 ゆっくりいじめ系2111 ゆっくり二世帯住宅 ゆっくりいじめ系2143 いっしょうのおねがい 作者:まりさ大好きあき
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/44.html
れいむ死ね 4KB れいむ死ね 「ゆぐっ!どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉ!!!」 一人の男が、道端で跳ねていた、野良のゆっくりれいむの後頭部を、勢い良く蹴り上げた。 誰も居ない、田舎の未舗装の道。両側が田んぼに挟まれている。 日曜の昼下がり。さんさんと照りつける太陽。そんな平和な空間に、れいむの大きな悲鳴が響く。 「いだいよ……ゆぶっ、ゆぐっ、ゆごげぇ……」 男の蹴りで、中枢餡が激しく揺さぶられ、れいむは激しい嘔吐感に襲われた。 男はすかさず、落ちている小石を拾い、次々とれいむの口に入れていく。 「えれえゆがぼごぼごぼご!」 吐き出そうとした餡子は、大量の口内の小石に阻まれ、その隙間からわずかに漏れるだけだった。 れいむが餡子を吐きたいのに吐けない。そんな苦しみを味わっている間、男はれいむの頭に手を置き、 まるで子供を褒めるときのように、なでなでし始めた。 ゆさゆさと揺れるれいむ。その頬は次第に赤く染まり、目はとろんとして、瞳が裏返っていく。 「ゆはー……ゆはー……ゆふんゆふんんほほほほほほ……」 苦しそうだった声は、次第に快楽を覚えた甘いものになっていく。 嘔吐感は無くなったと男は判断し、れいむの口内の小石を全て取り去る。 「ゆふぅ、ゆふぅ。お兄さぁん。れいむ何だかへんだよぉ……すっきりしそうだよぉ……」 れいむの肌は、欲情したときに分泌される、糖度の高い砂糖水に艶かしく濡れている。 下腹部からは、陰茎が、小さいながらも、つんと誇らしげに主張してきた。 その瞬間を、男は見逃さなかった。 頭をなでるのをやめ、立ち上がり、れいむの陰茎を踏み潰した。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 れいむは一際大きな声を上げる。 男が足を上げると、先程まで天高く怒張していた陰茎が、見るも無残な、つぶれた饅頭の皮になっていた。 「でいぶの、でいぶのべにべにが……たまのこしが……」 れいむは生殖器の喪失を、強烈な痛みで理解し、この世の終わりのように、絶望の声を上げた。 れいむは無能である。狩りができない。歌は周りのゆっくりを不快にさせる。 子育てもうまくできない。れいむ種ばかりをひいきするからである。 では、何故、れいむ種は絶滅しないのか。 れいむ種は他のゆっくり種、特にまりさ種を色仕掛けで誘惑し、妊娠し、責任をとってもらうという形で、無理やり結婚してしまうからである。 誘惑に乗ったという事実がある以上、相手は結婚しないわけにはいかない。 逆上して殺してしまえば、そのゆっくりは一生周りから迫害されるのである。 陰茎は裏返しで膣の役割も果たすので、このれいむはもう、一生妊娠する事が出来ない。 この瞬間、彼女の人生は永遠にゆっくりすることが出来ないものとなってしまった。 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 まだ泣いているれいむを、男は上から右足で踏みつけた。 「ゆぶっ、ゆぶぶっ……」 頭の真ん中をつぶされ、頬が少し膨らむ。 しかし、死ぬ事も、餡子を吐く事も出来ない。男の踏む圧力は絶妙で、まるで万力でゆっくりと締め上げられているみたいだ。 ゆっくり、ゆっくり。少しずつ、本当に少しずつ力を加えていく。 れいむはひたすら泣き続けた。何故こんなことになってしまったのか。 母親の言いつけを破って、こっそり巣から出るんじゃあなかった。 人間に出会った瞬間、逃げればよかった。 こんな遠くまで来るんじゃあなかった。 れいむはひたすら後悔した。 涙がとめどなくあふれてきた。 死にたくない。こんな所で死にたくない。こんな何の意味も無い死に方はしたくない。 男はゆっくりと踏む力を強めていった。 6時間後。れいむはまだ生きていた。しかし、餡子は男の足と地面に挟まれ、激痛にもだえていた。 もだえつつ、れいむは今までの人生を反芻していた。 男は、腰にぶら下げてある袋からパンを取り出し、食べた。 12時間後。れいむはまだ生きていた。あたりは既に真っ暗。 「うーうー」 れいむの周りを、二匹の胴なしれみりゃが飛び回る。 餡子を少し吐き出していたので、その匂いにつられてやってきたのだろう。 しかし、大部分が男の足に邪魔されているので、なかなか食べる事が出来ない。 何分か飛び回った後、彼女達はそれぞれ、左右の頬に噛み付き、餡子をゆっくりと吸い取った。 左右から喪失していく記憶。中枢餡を圧迫する足。 この世のものとは思えない激痛に苦しみ抜き、やがて朝を迎えた。 れいむはまだ生きていた。れみりゃは餡子を吸い尽くし、既に居なくなっている。 周りの餡子は記憶を貯めるだけ。中枢餡が残っている限り、ゆっくりは死なない。 男は立小便をしながらも、しっかりとれいむを踏みつけていた。 周りの餡子がなくなった分、中枢餡への圧力はダイレクトに伝わり、夜よりも更に痛みに苦しむ。 「もう……じにだい……おねがい……じなぜで、じなぜでよぉぉぉぉぉ!」 れいむは懇願した。もう苦しみたくない。早く楽にしてほしい。 れいむはひたすら泣いた。泣いてお願いした。 しかし、男はその力を強めない。 24時間後、れいむはまだ生きていた。 48時間後、れいむはまだ生きていた。 そして72時間後、れいむはようやく死ぬ事が出来た。死因は餓死だった。 既存作 妊娠過程 食葬 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る れいむ4ね -- 2019-03-29 12 23 30 72時間立ち続ける男ヤバス飯と便所はどうしたよ(笑)Σ(゜Д゜) -- 2016-08-20 21 11 08 れいむwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 2016-06-02 16 02 11 周りから白い目で..... -- 2016-01-14 16 03 43 たった一個如きに72時間も踏み続けるとかどんだけれいむがゲスな事したんだよ -- 2014-08-29 06 27 29 男が、命ッッ!のポーズで踏んでいる構図が浮かんでしまったんだがどうすればいいんだ? -- 2014-07-16 14 49 52 この人靴に石いれて置いといただけじゃね?あとれみりゃよりフランのほうが好きだな -- 2013-04-01 04 12 51 72時間=3日 3日も踏み続ける=超ヒマ人(´・ω・`) -- 2013-01-01 00 35 33 ぇ?この人72時間ずっと踏んでたの?汗 -- 2012-12-10 15 14 35 この人伝説だよ・・・ -- 2012-08-16 23 41 21 性器を潰したのは絶望を味わわせるためだろ -- 2012-02-23 21 38 11 72時間もやってるって最高に暇なやつだな -- 2012-02-11 13 00 29 立ち小便したとあるが、大のほうはどうした、お兄さん -- 2011-03-05 21 49 30 アストロンお兄さん…とか? 効果時間は三ターンならぬ三日だが -- 2011-01-15 23 00 30 しかもれいむを潰さないよう踏んでるから実質72時間片足立ちだぞ! さらにその間決して離さず潰さずと常に一定の力で踏み続ける! 虐待神様じゃ!! -- 2010-10-07 01 58 00 うーうー -- 2010-10-05 21 28 05 れみりゃかわいい -- 2010-09-21 02 41 45 だよな!まず男が何者なんだよwww しかし、わざわざ性器つぶした意味が無くなってしまったな -- 2010-09-04 18 34 01 72時間立ち続けてられる男の体力すげぇ!ww -- 2010-08-07 10 48 02
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/783.html
※ペットの飼い方なんて、人それぞれです ※ぬるいじめ注意 俺は一匹のゆっくりまりさをペットとして飼っている。 ゆっくり愛で派の人や他の動物をペットとして飼っている人からすれば俺の飼い方はいささか乱暴のようだが、ペットの飼い方なんて人それぞれであろう。 それでもペットとして正しい飼い方に外れていると言うのであれば、飼育と言い直しても良い。俺はそれで構わない。 まりさはこれまで健康で元気良く育っている。トラウマが二つか三つか四つ程出来てはいるが、そんなもの普通に生きてても起こりうることだ。 まりさとの出会いなんて、大したことはない。 まりさがまだ子ゆっくりの頃、公園の近くの道にある標識の下で震えてうずくまっていた所を拾ったのだ。 それから今日まで、一人と一匹でそれなりに仲良く暮らしている。 そして、十二月上旬の頃。まりさが唐突にこんな事を言ってきた。 「おにーさん、まりさにもサンタさんくるかな?」 サンタ、とな? 「どうした、急に」 「まりさもサンタさんから、ゆっくりしたプレゼントほしいよ!」 どこでサンタなんて知ったのやら。いつも一緒に見ているテレビからだろうか。 俺は流し見することが多いが、まりさはわりとしっかり見ているから、俺が気付かないうちに知ったのだろう。 それにしても、サンタか。やっぱりゆっくりは成体でも子供っぽいな。それがゆっくりの魅力の一つなのだろうが。 「どうかなぁ、まりさ悪い子だからサンタさん来ないかもなぁ〜」 「ゆゆっ!? まりさとってもゆっくりしてるよ!」 俺の発言に憤慨したのか驚愕したのか、頬をプクッと膨らませてまりさが跳ねて抗議する。 「まりさ、サンタさんは良い子の所にしか来ないんだよ?」 「まりさはとってもゆっくりしたいいこだよ!」 「そうかな? 良い子はピーマンは残さないだよ」 「ゆゆっ!?」 まりさはびっくりー、と言った顔でさっきまで自分が食事していた皿を見る。 ゆっくりは総じて野菜は何でも食べる雑食だが、うちのまりさは食生活を少し贅沢にさせてしまったせいか、普通の子供のようにピーマンや人参等を嫌うようになってしまった。 だから時折、夕食のピーマンやらブロッコリー等を残すことがある。 その事を聞いた友人は『ゆっくりの分際でなんだそれは! そんなゆっくり、修正してやる!』と何処からか金槌を取り出し始めたので慌てて止めた。 「まっ、まりさはいいこだよ! ぴーまんさんもゆっくりたべるよっ!」 するとまりさは慌てて残した野菜をガツガツと食べ始めた。決して好きで食べているという顔ではないが。 驚くべき速度で残した野菜を食べ終えたまりさは口元に食べかすをつけた顔を誇らしげにして、 「ゆっ、おにーさん、ぜんぶたべたよっ! まりさはとってもゆっくりしたいいこだよっ!」 胸を張ってそう言った。 …………ふむ。 「でもなぁ、まりさはまだ良いこじゃないなぁ。良い子は口元がそんなに汚くないもん」 「ゆゆっ!? ゆっくりきれいにするよ!」 俺の言った言葉に即座にまりさは反応した。 ティッシュを口でとって机に敷くとそこに口元をゴシゴシと擦りつけて口元を掃除する。 「どう? とってもゆっくりしてるよ!」 口元を綺麗にし終えたまりさはまたも誇らしげな顔で自慢そうに胸を張った。 それを見て思う。これは面白い事が出来そうだ、と。 それからクリスマスまでの間、まりさは『良い子』、ゆっくり風に言えば『ゆっくりした子』に必死であろうとした。 言い方を変えれば俺の言う事を素直に聞くようになっただろうか。 「まりさ、良い子は遊んだオモチャはちゃんと片付けるんだよ」 「ゆゆっ! ゆっくりかたづけるよ!」 ゴムボールやゆっくりまりさ用箒(玩具)等がゆっくり用おもちゃ箱から出しっぱなしになっていても、まりさは以前と違って一言で片付けるようになった。 俺の一言でせっせと片づけを始めるまりさは割かし可愛く思えた。 「まりさ、良い子はご飯を辺りに撒き散らさないんだよ」 「ゆっくりきれいにたべるよ!」 皿に食べかすを撒き散らしても、一言で粗相を正すようになった。 「まりさ、良い子はテレビの前に陣取らないんだよ」 「ゆっくりどくよ!」 まりさの頭でテレビが見えない時でも一言で退くようになった。 「まりさ、良い子は新聞を取ってくるんだよ」 「ゆっくりとってくるよ!」 毎朝新聞をとってくるのを渋っていたが、一言で取ってくるようになった。 「まりさ、良い子はみかんを取ってくるんだよ」 「ゆっくりとってくるからおにーさんはまっててね!」 一言でパシリもするようになった。 「くらえみかんエキス! 良い子は我慢するんだぞ!」 「ゆびっ! おべべがいだいよっ! でもゆっぐりがまんずるよっ!」 「まりさ、良い子は足を舐めるんだよ」 「ゆっくりなめるよ!」 「気持ち悪い! 良い子は舐めるな!」 「ぞんなぁぁぁぁぁぁ!!」 「まりさ、良い子は家の中では帽子を脱ぐんだよ」 「ゆゆっ!? おぼうしとったらゆっくりできないよっ!」 「サンタさん来ないよ?」 「ゆっぐぢでぎないよ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!」 まぁ、そんなこんなで。 それなりに過ごしやすい十二月も過ぎ去ってクリスマス・イブの夜。 まりさはなんだかそわそわしているようで、夜になってもベッド(猫用のものに毛布を敷いた物)で眠ろうとしない。 ベッドの脇に置いてある大きな赤い靴下(この日のために買ってくれと催促された)をチラチラとうかがっている。 サンタが待ち遠しいようだ。 「まりさ、早く寝ないとサンタさん来ないぞ」 「ゆゆっ! おにーさん、サンタさんくるかな?」 「あぁ、ゆっくり寝てればその間にサンタさんは来るよ」 「ゆゆ〜、ゆっくり寝るね!」 サンタを武器に説得すること十五分、ようやく寝入ってくれた。 眠気はあったようなので、目を瞑って三分もしないうちにゆー、ゆーと寝息をたてはじめた。 さて、と。まりさに猫騙しをかけてみて、ちゃんと寝ていることを確認すると俺は隣の部屋にクリスマスプレゼントを取りに戻った。 俺はちゃんと、まりさにプレゼントを用意していたのだ。 イブの一週間程前に、 「まりさ、サンタさんにどんなプレゼントが欲しいか手紙を書きな。俺がサンタさんに届けてやるから」 「ゆゆっ? おにーさんありがとう! まりさゆっくりかくね!」 ゆっくりには文字の概念は無いが、教えてやればある程度の読み書きは出来るようになる。 俺のまりさは平仮名の読み書きは教えている。もっとも、書く場合は口に鉛筆をくわえるためどうしても荒い字になってしまうが。 「ゆっくりみないでね!」 とまりさには言われたが、読まないことにはプレゼントを用意しようがない。 まりさの書いた手紙には、三十分程解読に時間を要する文字で『ゆっくりとした赤ちゃんが欲しい』と書いてあった。 成る程、子供か。 まりさは独り身だ。拾った時に聞いた話では家族は不幸な出来事により皆失ってしまったらしいし、俺と過ごすようになってからも家族はいなかった。 幼い頃に家族を失った身としては、家族に対する執着は強いのだろう。 ならば、プレゼントはあれしかあるまい。 翌朝。二十五日、クリスマスの朝。 「ゆっくりしていってね!!」 いつもよりも三十分早い時間に、まりさは元気良く目覚めた。やはりサンタからのプレゼントが楽しみなようだ。 まりさは寝起きで早速枕もとの赤い靴下を見やる。 そこには、まりさの期待通りにこんもりと膨らんだ、サンタ(俺)からのプレゼントが入った赤い靴下があった。 「ゆゆ〜♪ サンタさんからのプレゼントだよ!」 「まりさ、開けてみろ」 「ゆっくりあけるよ!」 しゅるり、と口を封じていた紐の一端を口にくわえて引っ張るまりさ。紐が解け、赤い靴下の口が開かれる。 まりさはわくわく、と自分で口にしながら靴下の中を覗きこんだ。 そこにあったのは、サンタ(俺)からのプレゼントとは。 「ゆほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! ばりざぁぁぁぁぁぁ!!! すっぎりじましょぉぉぉぉぉ!!!」 まぁ、クリスマスゆっくりネタに定番のレイパーありすだった。 相談した友人曰く、子供を欲しがるゆっくりにプレゼントする鉄板らしい。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅ!? どぼじでありずなの゛ぉぉぉぉぉぉ!!」 まりさはレイパーありすから逃れようと体の向きを変えるが、レイパーありすに比べれば格段に遅い。 あっという間にレイパーありすにのしかかられた。 「ばりざのおはだ、とってももっちりしててどがいはよ゛ぉぉぉぉぉ!!」 「いやぢゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! ありずどすっぎりじだぐない゛ぃぃぃぃぃ!!!」 「すっぎりじまじょうね゛ぇぇぇぇぇぇ!!」 「ぎもぢばるいよ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!」 なんでもレイパー時のありすは普通のゆっくりよりも運動能力がトランザム並にパワーアップするらしく、まりさでは太刀打ちできていない。 ありすは嫌がるまりさに頬を押し付けて、高速で体を振動させている。 まりさはありすの下で涙を流しながら身を捩るが、まるで効いていない。 五分後。 「すっきりー!!」 「ゆ゛っ……すっぎりー……」 交尾は終わり、まりさの頭からしゅるしゅると茎が伸び始めた。ゆっくりの植物型にんっしんっ! だ。 茎には実が七個ほどある。 なんと驚くべきことに、全部ありす種である。メンデルの嘘つき。 「ばっ、ばりざぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! もっどずっぎりじまじょぉぉぉぉぉ!!」 と、危ない。 絶頂したばかりのありすが再びまりさに襲い掛かろうとしていたので、慌てて蹴り飛ばす。 「ゆぶっ!?」 そのまま半ば殺すつもりで蹴り飛ばし続け、隣の部屋に押し込む。 そこでとある処理をして 「ゆびゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! じんじゃう゛っ! ありずじんじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 再びまりさの居る部屋へと戻る。 まりさはは目に涙を溜めて自分の頭上を見やっている。 そこには安らかな顔で産まれる時を待っている赤ちゃんありすの実が七つある。 「よぉ、まりさ。サンタさんからのプレゼントはどうだった?」 俺がそう聞くと、まりさはクシャリと顔を歪ませ、珠のような雫を目からボロボロと零しながら言った。 「ゆぐっ、えぐっ゛、ばりざは……ばりざは、ばりざのあがぢゃんがほじがっだのに゛ぃ……」 しゃくり上げるように言ったまりさの言葉は意味不明だった。 ちゃんとまりさの赤ちゃんだろうに。 泣きながら自分の頭上を見やるまりさの顔には、悲しみの他に憎しみも込められていた。 そこに嫌な物を感じ取った俺は、釘を刺しておく。 「まりさ。俺は人からのプレゼントや自分の子供を大事にしないヤツは嫌いだからな。一匹でも殺したら、お前捨てるから」 「ゆ゛っ!?」 この時見せたまりさの絶望に染まった顔だけで、ご飯五杯はいけるなと思った、クリスマスの朝。 オマケという名の蛇足 ※ここから先は、ゆっくりいじめ系1492 都会派ありすの憂鬱 ゆっくりいじめ系1500 都会派ありす、の飼い主の暴走 ゆっくりいじめ系1512 都会派ありすの溜息 ゆっくりいじめ系1535 都会派ありすの消失_01 ゆっくりいじめ系1536 都会派ありすの消失_02 を見ていないと十全に内容を理解できないです。 ※ぺに設定ありです 男が用意したレイパーありすは、元々友人から譲り受けたものだった。 その友人はゆっくりの体の構造に興味を持っているらしく、様々な実験をゆっくりに行なっていた。 ありすも例外では無かった。 とある台風の日の翌日、山の麓で濡れ雑巾になっているありすを拾った友人は、ありすが去勢されていることを知るとありすを『ぺにぺに再生治療』の実験体にすることにした。 一度ぺにぺにを潰され去勢したゆっくりを、再度ぺにぺにを作って繁殖を行なえるようにする。 友人のその実験は数ヶ月にも及んだ。ただ突起をくっつけるだけでは繁殖は出来ないからだ。 試行錯誤の末、拾ったありすに新たなぺにぺにを取り付けることには成功した。 成功はしたのだが、その代償なのか常時レイパーモードという完全なるレイパーありすになってしまった。 友人からしてみれば半分成功半分失敗の結果だ。実験の経過や結果は既にまとめてあるので、レイパーありすが不要になった友人は困惑した。 そこで丁度舞い込んできたゆっくりへのクリスマスプレゼントの相談。 友人はこれ幸いとレイパーありすを男に押し付けた。好きにしてくれと。 そして友人からまりさを飼う男の手に渡ったありすは、しばらく透明な箱に監禁されてクリスマス・イブの夜に赤い靴下に押し込まれた。 それまで杜撰な扱いを受けたありすは欲求不満だった。再生治療を受ける前の正気など欠片も持ち合わせてはいない。 そうして視界が開け、最初に飛び込んできたゆっくりであるまりさに欲望をぶつけた。 一度すっきりし、それでも足りないと再度欲望をぶつけようとした瞬間、逆に人間から暴力をぶつけられた。 顔が陥没し、痛みで一瞬欲望が折れかかるも改造レイパーの性欲で立ち直る。 だがその瞬間にまた蹴られ、蹴られ蹴られて蹴り続けられて、またもや透明な箱に押し込められた。 「ゆびっ! なにずるのよ゛っ! ありずのすっぎりざぜるのよっ!」 ありすは毅然と男に抗議するが、男は聞く耳持っていなかった。 ありすを押し込めた透明な箱に可燃性の油を注ぎ込むと、火をつけたマッチを放り込んですぐさま透明な箱の蓋を閉じた。 一瞬で燃え上がった炎は、ありすの全身を包み込んだ。 「ゆびぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 ありすを襲う熱さ。痛さ。苦しみ。 性欲など圧倒的に飲み込むその熱波は、閉塞された透明な箱の中で荒れ狂う。 それは、ありすに正気を取り戻させるのに充分だった。 「ゆびゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! じんじゃう゛っ! ありずじんじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 全身を包み込み炎は、ありすの髪を、底部を、皮を焼き焦がす。 そして、ぺにぺにもあっという間に炭と化した。 それにより、ありすはレイパーモードから解放されて本来の正気と記憶を取り戻した。 死んでも産んでくれた親まりさ。 かつて一緒に暮らしていた、優しい女性。 初めての友達であるれいむ。 家出した自分と仲良くしてくれたれいむとまりさ。 独りぼっちの時にやってきた台風。 台風の次の日からの毎日襲い掛かってきた痛みだけの日々。 そして、先ほど自分が行なった強姦行為。 「ゆぶぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! だづげで、おねぇざんだづげでぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 ありすは、全身を焼く炎に負けない大声を張り上げた。 だが、届くわけが無い。 ありすはこのまま死ぬのかと思った。このまま炎に焼かれて死ぬのかと。 だが、そうはならなかった。 ありすが閉じ込められた透明な箱は、防水防火気密性に優れており炎によっても焼けず溶けず。 そして狭い箱の中の酸素を使いつくして火は弱まっていった。 やがてチロチロと下火になって完全に鎮火した。ゆっくりには酸欠の心配は無い。 火が消えた後に残ったのは、レイパーモードではなく、かつて幸せを願ったただのありすが残った。 全身がカチカチの焼け焦げた、黒い焦げ饅頭。表面だけを焼かれたため、命に別状は無く生き延びてしまったゆっくり。 動くことも喋ることも食べることも出来ないが、見ることと聞くことは出来るという状態。 「ゆ゛ぁ……ゆあ゛ぁ……」 僅かに呻くことしか出来ず、焼け焦げて潰れかけている瞼から、一滴の涙が零れた。 そのまま男はありすの前に現れなかった。ありすの存在を忘れているのかもしれない。または死んだものと思っているかもしれない。 痛みと熱さに苦しんだありすは、翌日に聞いてしまった。 「みゃみゃ〜♪」 自分の、子の声を。 隣の部屋から聞こえてくるのは、ありす種の声。生まれたばかりの赤ゆっくりの声だ。 隣の部屋では、自分がまりさに孕ませた子供がいる。 どんな経緯であれ、自分が心の底から渇望した自分の子供がいる。家族がいる。 だが、ありすはそれを手に入れることは出来ない。かつてあれ程望んだ子供からの声は、自分ではないまりさに向けられている。 ありすは何も出来ないまま、暗い部屋の片隅で、透明な箱の中、黒焦げ饅頭としてホロリと涙を流した。 ありすにクリスマスプレゼントは、無かった。 若干つづく 1 2 3 あとがきのようなもの ぬるいじめって初めてで、てこずりました byキノコ馬
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/164.html
発情期の野生のゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙を窓の無い白い4畳間ほどの部屋に閉じ込める そこが安全な場所であることを確認すると、やがて交尾を始める 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっゆっ!ゆ゙ーっ、ゆ゙ーっ!…」 白目を向き、歯を剥き出しに全身を強く痙攣させるゆっくり霊夢 次第にゆっくり霊夢は黒ずんで朽ち、頭から二本の蔓をのばしはじめる そして蔓から数個の子供達を実らせる 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 計5個の小さいゆっくり霊夢の赤ちゃん達 ゆっくり魔理沙も微笑みながら 「ゆっくりしていってね!」 と返事する ゆっくり魔理沙と一緒にその場でピョンピョン跳ね回るゆっくり霊夢の赤ちゃん達 夜にはみんなで大人のゆっくり魔理沙に寄り添いあって床につく、実にほほえましい光景である 「あしたもゆっくりしようね!」 「ゆっくりするね♪」 「ゆっくりするー♪」 翌日、起きた順に仲良く部屋の中を跳ね回るゆっくり達 「おはよう!きょうもゆっくりしていってね!」 「ゆっくり!ゆっくり!」 最後の1個が目を覚まし、みんなご機嫌だ しかし、部屋に閉じ込められてからというもの、食べ物が一つとして部屋に入れられて来ない 当然、部屋の中には蝶々もバッタも、それどころか水ひとつありはしない 遊び疲れておなかを空かせたゆっくり霊夢の赤ちゃん達もやがて騒がしくなってゆく 「ゆっくりできないよ!」 「おなかへったよ!」 「うー!うー!」 ゆっくり魔理沙もここに入れられてからずっとご飯を食べていない、ここには捕食できるものは何一つ無さそうだ 鍵のかかったドアを押してみるが開く様子は無かった 「おにいさん!ここからだして!ゆっくりしたいよ!おうちかえして!」 外に開放するよう訴えるゆっくり魔理沙 外の世界の存在など知らないゆっくり霊夢の赤ちゃん達はそれを不思議そうに眺める 叫んだらさらにお腹が減ってしまった…、しぶしぶとドアの前から立ち去る すると、ゆっくり魔理沙の視界に一緒に部屋に入れられたゆっくり霊夢の亡骸がとびこんできた おそるおそると口に運ぶゆっくり魔理沙、数日前一緒に行動を共にしたそれは予想外に美味しいものであった ゆっくり魔理沙が黙々とそれを食べている姿を真似し、次々とそれに口をつけていく赤ちゃんゆっくり達 「すごい!ゆっくりできるね!」 「あまあま♪」 ゆっくり霊夢の亡骸を平らげると、皆満足げに眠りに落ちていくのであった 翌日から、目を覚ましたゆっくり達はふたたび食糧難に悩むことになる 「おなかへったよ!」 「ゆっくりできないよ!」 しかし部屋には食べ物一つありはしない その状況が、1日、また1日と過ぎていく …そして4日間が経過した この間まで元気だったゆっくり霊夢の赤ちゃん達も静まり返ってしまっている 「おなか…へった…よ…」 「ひゅー…、ひゅー…」 育ち盛りの赤ちゃんが、生まれてから一度しか栄養を摂取せずにいたのだ、もはや餓死寸前の状況だ やがて、ゆっくり魔理沙の目に、もう意識の無いゆっくり霊夢の赤ちゃんが飛び込んでくる これだ これしかないのだ ゆっくり魔理沙はゆっくりと瀕死のゆっくり霊夢の赤ちゃんに近寄ると、頭から思い切りかぶりついた 「ゆ゙っ!ゆ゙!ゆ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっ!!」 痛みで意識を取り戻す瀕死の赤ちゃん 「や゙め゙でよ゙お゙っ!ゆ゙っ゙ぐり゙じよゔよ゙おっ!」 必死に抵抗するが、先ほどまで瀕死で動くこともできなかった身である、大人のゆっくり魔理沙と体力の差は歴然だ 「ハァ、ハァ…うめぇ!めっちゃうめぇ!…ッハァハァ…!」 がしゅがしゅと涎を垂らしながら品もなく食事を続行するゆっくり魔理沙 ゆっくり霊夢の赤ちゃんは全身を強く痙攣させながら 「や゙めでぇ…」 と、うわごとの様に繰り返し続けた 「…っ!!…っ!!」 他のゆっくり霊夢達は恐怖で動くことすらできずにいた ここに生まれてからずっと一緒にゆっくりしてきたゆっくり魔理沙が 自分達をまとめてくれていた、ゆっくり魔理沙が 自分の仲間を襲い始めたのだ 食ったのだ 「がしゅがしゅ…ハァ…ハァ…!うめぇ!がしゅがしゅ…ハァハァ!」 ゆっくり魔理沙はゆっくり霊夢の赤ちゃんを綺麗に食べ終わると、大きなゲップを残し眠りにつく 残されたゆっくり霊夢の赤ちゃん達は部屋の隅に身を寄せ合い、恐怖に震えながらその晩を過ごすのであった 翌日、ゆっくり魔理沙は朝、昼、晩、と1個ずつゆっくりの赤ちゃんを食べていった 必死に抵抗されたが、所詮は赤ちゃんである、食べる程度造作も無い こんなにお腹が膨れたのは何日ぶりだろう、ここなら外敵に襲われる心配もないし、気兼ね無く睡眠をとることができる 「ゆっ♪ゆっ♪」 ご機嫌そうにゆっくり霊夢の赤ちゃんに近寄ってくるゆっくり魔理沙、その顔はどこか艶めいている すると突然、ゆっくり魔理沙は、震える最後のゆっくり霊夢の赤ちゃんに頬ずりをはじめた 抵抗する余力も無いゆっくり霊夢の赤ちゃんはおびえながら身を震わせる 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっくり!!」 突然強く身体を押し付けるゆっくり魔理沙 「ゆーっ!ゆーっ!ゆーっ!」 「…!!??」 息を荒くしてゆっくりの赤ちゃんのしかかる 「ハァハァ!…ゆっくりしていってね!」 そう、食欲と睡眠欲を満たしたゆっくり魔理沙が生殖行為をはじめたのだ しかし、相手はまだ生まれて間もないゆっくり霊夢の幼生である 「…!?…や゙っ…や゙め゙っ…ゆ゙っぐっ…!」 懸命にもがき、言葉を口にしようとするが、密着した魔理沙の体が邪魔してうまく喋ることができない 「い゙や゙あ゙あ゙゙あ゙っ!!」 行為に耐えられず悲鳴をあげる最後の赤ちゃん その顔は、白目を剥いて、口の横から泡が溢れ出して痙攣している 「ングッ…ハァハァ…!…ハァハァッ!ッゆっくりしていってねっ!!」 ゆっくり魔理沙は声をあげると、途端にぶるぶると小刻みに身体を震わせはじめた 生殖の開始である 「んい゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙っっ!!」 切なげな絶叫が部屋に響いていく… 行為が終了して数時間後、ゆっくり霊夢の赤ちゃんは黒く朽ちはて、その頭からは蔓がのび、数個の実をつけていた しかし、そのうち2個をのこして、他の実は全てドロ団子である そのドロ団子は小刻みに震え、口と思わしきところをパクパクとさせている そう、それは形状を完成させることができなかった奇形のゆっくりの子供達 まだ、ゆっくり霊夢が成長しきっていない体にもかかわらず、生殖行為を強要された結果である その状態では、恐らく生まれてから一日と持つことはないだろう やがてボトボトと蔓から子供達が落ちてくる 衝撃で2個の元気なゆっくり霊夢の赤ちゃんが目をさます 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 ゆっくり魔理沙の挨拶に答える2個のゆっくり霊夢の赤ちゃん達 3個は笑顔でその場をピョンピョン跳ねる それはいつかのような、微笑ましい光景であった ~ゆっくり永久機関~ END 選択肢 投票 しあわせー! (0) それなりー (5) つぎにきたいするよ! (0) 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2010.html
※使い古されたテンプレを用いています。 「ゆっくりしていってね!」 家に帰ると下膨れの生首がいた。黒い帽子をかぶり、金色の髪をした全長が三十センチほどのそれは跳ねながら私の方 へと寄ってきた。生首が跳ねながら寄ってくるのは出来の悪いホラー映画のようで、滑稽でもあり恐ろしくもあった。 「おにいさんはゆっくりできるひと?まりさはおなかがすいたよ。ゆっくりごはんをよういしてね!」 生首が何かを言っていたが、私はドアを閉めてその場を立ち去った。 「そりゃゆっくりだな。間違いない。」 友人は私が持参した安い酒を注ぎながら自信ありげに言った。あの後私は謎の生命体がいる部屋に入る気になれず に友人宅を訪れた。 「知っているのかい。」 「今の時代にまだ知らない奴がいる方が驚きだ。新聞でもゆっくりの被害について散々取り上げている。ほら。」 渡された新聞には確かに生首らしき生き物の写真が載っていた。悪夢は現実だということに戸惑う私をあざ笑うかのよう に彼は続けた。 「ゆっくりというのはなぜか生きている饅頭だ。見た目は人の生首だが中身は餡子が詰まっていて、 人間の言葉を話す。時々食料や住処を求めて人里に出没するそうだ。新聞も読んでいないようだし、 お前もゆっくり対策をしていないんだろう。」 「どうすればいいと思う。」 「普通の人なら踏み潰して黙らせてからゴミに出すな。」 あっけらかんと友人は言った。確かにセイブツではなくナマモノであるならばそれは正しい判断だろう。説明が本当である ならば外から入ってきたそれらは落ちた饅頭に等しい。食べようと思えば食べれるだろうが、無理して食べるほどのものでも ない。でもあれを踏み潰すとなると気が引ける。口をふさいでもゴミ捨て場で暴れられては困る。殺すのは別にかまわない が衛生的で安全なゴミへの出し方はないだろうか。 私の考えがゆっくりの殺害方法へシフトしていったとき、再び友人が喋り出した。 「そういえばゆっくり処理機でもう使わないのがあったな。お前にやるよ。」 友人は手にしたお猪口に酒を注いだ。口元が邪悪に歪んでいる。おそらく、笑っているのだろう。正直、彼の こんな表情を見たのは初めてだった。 「………サンキュ。持つべきものは友達だな。」 友人からゆっくり処理機を受け取った後、家路をたどりながら思った。あれはお猪口ではなく口を針金で固定された ゆっくりだったと。今頃あれはアルコールで混濁した意識の中彼に何をされているのだろうか。 家の戸を開ける。 「ここはまりさのおうちだよ!しらないおにいさんはゆっくりでていってね!」 やはり夢ではなかった。部屋の中には生首の饅頭がいた。最初は不気味に思えた生首も今となっては処分に手間の かかるゴミとしか思えない。 「ここでゆっくりするならたべるものをもってきてね!まりさはかんだいだけどゆっくりしてたらおこるよ!」 無視して部屋の中を調べる。本棚から本がこぼれていたりゴミ箱が倒されたりしていたので、片づけておく。 「おそうじしてくれているんだね。でもはやくたべるものをもってきてね!そうしたらまりさのめしつかいにしてあげるよ! こうえいにおもってね!」 元々物が少ないせいかゆっくりの被害はあまりなかった。ゆっくりの届くところには缶詰しかなかったため、食料も 無事だった。窓から逃がしてもよかったが、他の人に迷惑をかけたらいい気分はしないのでここで処分することにする。 友人からもらったゆっくり処理機は透明な箱だった。ただし、上の面だけは鉄でできており、ハンドルの付いたネジが 飛び出している。使い方は一目見て理解した。 ゆっくりを捕まえて箱の中に入れる。 「ゆ?せまいよ!ここじゃゆっくりできないよ!はやくだしてね!」 ゆっくりがわめく。五月蠅い。私はハンドルを回していく。天板がゆっくりと降りてくる。 「はやくだしてっていってるでしょ?わかんないの?ばかなの?」 まだ自分の立場が分かっていない。はやる気持ちを抑えながらゆっくりとハンドルを回す。 「ゆっ?おかしいよ?てんじょうがおちてくるよ!ゆっくりさせてね!ここからだしてね!」 やっと気づいたようだ。大丈夫、すぐに殺したりはしないよ。そこで好きなだけゆっくりさせてあげるよ。死ぬまで。 心臓の鼓動が高ぶり、熱い血が体中を巡っていることが分かる。 「ゆぐーっ!ゆぐーっ!」 体を膨らませて必死で抵抗している。どれだけ膨らんでも押し返せるわけないのに。ああ、なんて可愛いんだ。 「うううぅぅぐるじいいいいぃぃだずげでぇぇ」 だんだんとゆっくりの形が歪んでいく。箱を倒して表情を見る。ゆっくりは涙を流しながら助けを求めるような眼をしていた。 ところどころ皮が裂けて、中身の餡子が見えている。そんな眼で見るなよ。もっと苦しめたくなっちゃうだろ。 「いばならゆぐじであげるよ………ゆっぐじだずげでね………」 この状況で助かると思っているんだ。あっけなくちゃつまらないからね。ゆっくり、ゆっくりといじめてあげるよ。 私はゆっくりを放置して戸棚へ向かうと、マッチを手に戻ってきた。 「ぐひゅー………ぐひゅー………」 もはや息も絶え絶えといったところだ。私は火をつけたマッチをゆっくりを潰している鉄板の上に落した。 「ぐぎいいいぃぃぃぃぃぃ」 ゆっくりの絶叫が響く。まだまだ元気いっぱいだね。ゆっくりしていってね。 「ぐぐぐ………げぶっ………ごぼっ…どぼじで…ごんな………」 餡子を吐き尽してゆっくりは動かなくなった。そろそろ夜が明けようとしていた。当初の目的を忘れ一晩中ゆっくりの相手 をしていたようだ。 「どうしてこんなことするかって?」 私はゴミになったゆっくりに向かって言った。 「予想以上に君が可愛らしすぎたんだ。」 朝の陽射しの中、私は友人の笑みの意味が分かった気がした。 終 後書き 「万能お兄さん」の人に憧れて書いてみた。 SS書くのって難しいと痛感した。 お目汚し失礼いたしました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2664.html
カスタードキムチ鍋 3KB 虐待-普通 ギャグ 小ネタ 調理 現代 ぺにまむ 不味そう。 6作目です。 前作では私の力量不足が原因で多くの方々を不愉快にさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。 今作はゆっくりしていっていただければ幸いです。 広すぎず狭すぎない部屋の中、 数人の男女がテーブルを囲み座っている。 テーブルの上には大きな鍋が乗っておりぐつぐつと煮立っている。 部屋の中がキムチの香りに満たされる。 どうやらキムチ鍋のようだ。 キムチの香りが食欲を刺激する。 そうして、男女たちが鍋が煮立つのを今か今かと待っていると一人の女性が入ってきた。 彼女がこの部屋の持ち主であり今日の鍋パーティーの主催者である。 なぜか、一匹のゆっくりありすを抱いている。 「ゆっ?なにこことってもくさいわね。 とかいはなありすにはふさわしくないところだわ。 おばさんはさっさとありすをもっととかいはなところにつれていってね。」 ありすがほざく。ちなみに女性はまだ20代だ。 部屋にいた男女全員が顔をしかめ連れてきた女性を見る。 「どうしてこんなやつを連れてきた。」と目が訴えている。 「そうしたらこんどは、とかいはなすいーつさんと すてきなまりさをよういしてね。」 ありすがさらにほざく。 女性以外の全員がありすを睨む。 そんなことは気にも止めず にこやかに微笑んみながら女性はおもむろにありすを揺らし始めた。 「ゆっ?ゆっ!ゆっ!ゆっ!んほぉぉぉぉぉ!!」 当然発情するありす。 まるで画鋲の針のように、太く長いぺにぺにを屹立させる。 女性の突然の奇行に全員が唖然とする。 女性は発情したありすを鍋の真上に持っていきぺにぺにを鍋の方に向けた。 「んんんほぉぉぉぉ!!すっきりぃぃぃぃ!!」 ずびょ!ずびぃ!ずびゅびびび! ありすが絶頂を迎えカスタードを発射する。 カスタードが鍋に降りかかる。 カスタードまみれになる豚肉、白菜、ねぎ、う○い棒 数人が口を押さえながらトイレに走って行った。 「ふぅぅ・・・どうしてこの世はこんなにも悲しみに満ちているのかしら・・・」 突然、物思いにふけるありす。 そんなことはどうでもいいとばかりに女性は再びありすを揺らし始めた。 「ゆっ!やっやめなさい!こんな公衆の面前で・・・恥を知りなさい!!! んっ・・んっ・・んほぉぉぉぉぉう!!!」 再び発情するありす。すぐに絶頂を迎える。 「すっきりぃぃぃぃ!!」 ぽちゃ・・ 先ほどとは違いカスタードが全く出ない。 弾切れのようだ。 すると、女性はありすを両手で力一杯押しつぶし始めた。 「ゆげっ!!やめで!!ちゅぶれるぅぅ!!」 押しつぶされ徐々にしぼんでいくありす。 そのぺにぺにからカスタードが流れ出て行く。 「もっ・・ど・・ずっ・ぎりじ・・だか・だ・・・」 ありすは押しつぶされ皮だけになった。 皮だけになったありすを女性が包丁で適当な大きさに切り鍋に放り込む。 そうして、おたまで4,5回ほど鍋をかき混ぜた後鍋の中を見る女性。 先ほどまで食欲を刺激していた香りは甘ったるく不快なものになっている。 赤々とした色だったスープはカスタードと混ざり合い気味の悪い色になっている。 肉や野菜やう○い棒にはカスタードが染み込んでいる。 鍋の外周には熱で水分がなくなり固くなったカスタードがへばりついている。 鍋を見つめ満足げに頷いた女性は友人たちに微笑みながら言う。 「さあ!おたべなさい!」 「「「「「「食えるか!!!」」」」」」 おまけ 「こーぼねこぼねぇ~♪こぼねっ、ねぇ~♪」 「・・・ゆゆこさまそんなの食べたらお腹を壊しちゃいますみょん。」 料理はあとでゆゆこが責任をもって食べました。 「こぼっぎゃっ!!!」 「ゆゆこさまぁぁぁぁぁ!!!」 完 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1232 捨てゆをひろってみた ふたば系ゆっくりいじめ 1236 焼き芋を買ってみた ふたば系ゆっくりいじめ 1244 ゆ虐戦隊!!ヒャハレンジャー!!! ふたば系ゆっくりいじめ 1255 みんなのうた 大きなドスまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1264 ごめんなさい トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 闇鍋だな -- 2013-06-20 10 04 01 ところでう〇い棒って鍋の具か?これ、キムチ鍋風にした闇鍋パーティーじゃないのか? -- 2012-10-03 11 35 46 なwんwとwいwうw。 おもしろかったよ! -- 2012-01-02 05 34 49 これどこを楽しんだらいいの -- 2011-07-14 21 15 27 ゆゆこさまあああああ -- 2010-07-25 16 37 01 画鋲の針は太く長くないと思う。 あと、キムチ鍋にカスタードクリームってただの嫌がらせ。 -- 2010-07-19 06 16 08 作者は楽しいと思ってるんだろうなあ・・・。 幸せそうでいいね。 -- 2010-06-21 04 29 07